YPP月曜メール 私の思うことVol.667 【同じコートに立って後姿を見つめる】
おはようございます。
梅雨空の曇天のもとでも
紫陽花は本当にきれいですね。
街中に咲く青や紫の大輪に、心癒されます。
さて、人の悩みの殆どは
お金と人間関係だといいますが、
お客様も自分も業績が良くて
かつ、
仲が良い状態というのが、仕事でも理想的な在り方だと思います。
そんな理想的な職場を全国津々浦々
あちこちに発生させたいと心底願うわけです。
そこでまず
身近に達成できそうな場所から注力するのですが
この時の「脳内イメージ」が、すごく大事だと考えています。
悪いイメージは
相手に自分が求めている状態。
「○○してくれたらいいのに」
「〇〇と思ってほしい」などがその典型になります。
良い場合はその逆で
自分が相手にできることをイメージします。
よく
「相手の立場に立って考えること」と言われても
なかなか
相手の立場そのものに成りきることが難しいと感じるときがあります。
その場合、一種のイメトレとして
「相手と同じコートに入る」という自分をイメージしてみます。
相手に成りきることは難しくても
相手が試合コートに立っていると想像して
ネット越しにその顔を見るのではなく
同じコートで相手の背中を、後ろから見つめる。
そんなイメージをあえて、やってみます。
(私のイメージは、バレーボールです)
一生懸命がんばっている背中をみて
私にできることはないかな、と想像するわけです。
相手には成りきるわけではなく
自分の立つ場所を変えるだけなので
私はこのほうが想像がしやすいのです。
この「ネット越し」か「同じコート内に立つ」かは
けっこう大事だと思っていて
何かしら見解が違うときに
無意識のうちに「ネット越し」に「攻略」を考えてしまいがちだからです。
「攻略」と思う時点で、相手を負かそうと思っています(笑)。
「お客様を攻略する」なんてもってのほかで
「お客様と一緒に挑む」
まるで同じ社内の一員のような存在でありたいと思うわけです。
それは決して自分の意見を曲げることではなく
同じコートに立つからこそ
仲間が戦意喪失しそうなことがあれば
チームメイトとして「これは違う」と声を上げることも出来ます。
これはお客様と仲良くなるために考えた私なりのイメトレですが
もし、いま 何かしら お客様に限らず
意見が違うと思うシーンがあるならば、
「同じコートに立って、頑張っている背中をみる」というイメトレを
やってみることをおススメします。
そして、、、
自分のふがいなさに落ち込んでいるとしたら
それこそ、
自分が頑張っている背中をもう一人の自分が見つめてあげる
一番の味方になるために、同じコートに立ってみる。
現実には不可能でも、脳内でなら、可能です。
人を応援しよう、と思うだけで
人にはある種の力が宿り、発揮されるもの。
応援相手は、他人でなくて、自分自身でも良いと思います。
だまされたと思って、お試しいただけたら嬉しいです。
今週も学びのチャンスに恵まれています。
笑顔あふれる一週間になりますよう。
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五味渕紀子