YPP月曜メール 私の思うことVol.647【セレンディピティが起きやすい考え方】
おはようございます。
関東は良く晴れて、今朝も真っ白な富士山が拝めます。
みなさまの上空はいかがでしょうか。
猫を飼い始めて以来
猫関連の動画をよく観ていて、先日
「わくねこ」という
羊毛フェルトで猫を作る作家さんのインタビューを観ました。
手のひらサイズの小さな木枠の中に
驚くほど本物の猫そっくりに作り上げるのですが、
実は、この仕事に行き着く前は、この作家さん
自分の「写実的な作風」が、大きなコンプレックスだったのだそうです。
画家を目指し、次は写真家を目指し
全国へ足を運び作品をつくるものの
「まるで長いトンネルの中にいるようだった」と。
私も創業期は、
自分が大きな球体の土の中にいて
あっちへこっちへと、もがきながら掘るイメージでしたので
その言葉に、すごく共感しました。
「写実的に描ける」ことが自分の才能だと気づき
「わくねこ」に生かすようになって以降
YoutubeやインスタグラムなどSNSで大反響を得ながら、
今は、お客様と幸せな関係を築いています。
「ないものに目を向けて不満を抱くのではなく
あるものに目を向けて感謝する」
実はこれが、
幸運につながる偶然=「セレンディピティ」が起きやすい考え方だそうです。
いま「セレンディピティ」に関する本を読んでいるのですが
世の中でもっともらしく語られる成功談は「後付け」で理論をつくっていて
実際は「説明できないような偶然」が絡んでいることが大半なのだそうです。
ノーベル賞級の発見でも、起死回生の復活劇でも
きちっと計画どおりに事が進んで成し遂げたのではなく
『ある失敗・ハプニングが起き、ひらめいた』『偶々、居合わせた』エピソードは
枚挙にいとまがありません。
一見失敗と思われる出来事に、ひらめきを感じること。
ダメだダメだと思っていたことに、自分の長所を見いだすこと。
ダメだと思うことが多いほど
実は、密かな成功の種がひそんでいる、ともいえます。
「ないものに目を向けて不満を抱くのではなく
あるものに目を向けて感謝する」
セレンディピティは起きているのに
ただの失敗と思ってしまうなんて、勿体ない。
不満の種があるならば
「ないものに目を向けて不満を抱くのではなく
あるものに目を向けて感謝する」を【発動】して
セレンディピティが起きやすいチャンスの時に変えましょう。
「あるものに目を向けて感謝」を続けていくうちに
一気に視界が変わることを楽しみにしたいと思います。
今週も学びのチャンスに恵まれています。
笑顔あふれる一週間になりますよう。
『一人でも多くの人に、仕事の喜びを』
おまかせ事務代行YPP
五味渕紀子