YPP月曜メール 私の思うことVol.646【自分で決めるという幸福】
おはようございます。
明日から大寒波がやってくるということで
準備されているご家庭もあるかと思います。
どうぞご安全にお過ごしください。
さて。
よく「一番高い山は全員に知られているが、
二番目に高い山は殆どの人が言えない」と
『一番を目指すことの大事さ』が説かれている本やブログがあります。
以前、あるショールームで
「この硬度は業界一なんです!」と誇らしく話す若いスタッフさんを見て
「ああ日本一であるということは、働く人も誇らしいんだな」と、
YPPもいつか、なにかの日本一になりたいと感じました。
ただふと、
「全員が日本一を目指したら、どうなるのかな」と
素朴な疑問も抱いたのです。
自分と同じことを全員がしたとき
世の中はよくなるのか、逆なのか。
全員で日本一を目指して競争すると
たしかに技術が磨かれるという利点はあるものの
誰か一人以外、殆どの人が「願いが叶わない」ということになるのでは・・・。
では、
世の中の全員が目指したら、全員が幸せになる目標って何だろう。
子どもみたいな質問かもしれませんが、
素直にそう思ったのです。
例えば、、、
「生き生きと長く働く」であれば
そう願い、行動する人が増えれば増えるほど、
働く人口が増えるので、社会にとって迷惑な目標では無さそうです。
社会の必要を満たしつつ、成長発展を続ける。
当たり前すぎる前提だからか、
「長く続ける」ということは
派手なスポットライトが当たらない目標だった気がします。
ただ、、、最近
ナンバーワン企業を目指す、という目標より
長寿企業を目指す、という目標のほうが
全員が目指した時に、全員のためになるのでは?などと考えています。
肝心なのは
目指す姿もスピードも、「自由な選択肢があること」。
納得度の高い状態が、幸福度に比例するなら
自分が大切なもの、好ましい「あり方」を考える体験を
積極的に行いたいと思います。
世界116位のジェンダーギャップの国なので
色々な不自由を感じることもありますが、
それでも「選択の自由」があることは、本当に幸せなこと。
その幸福を自覚しつつ
楽しんで、選んで、いきましょう。
今週も学びのチャンスに恵まれています。
笑顔あふれる一週間になりますよう。
『一人でも多くの人に、仕事の喜びを』
おまかせ事務代行YPP
五味渕紀子