YPP月曜メール 私の思うことVol.634 【思い込みと事実は全く違うから】
おはようございます。
久しぶりの晴れの月曜を迎えた関東の朝です。
皆様の上空はいかがでしょうか。
さて。
だいぶ前のことですが
あるメンバーの方が
「新参者の私が意見をしたら、
先輩メンバーに嫌われてしまうかも」と言ったことがありました。
その人に
「もし自分のチームに来た新人が新しい意見を言ったら、
あなたは嫌いになりますか?」と質問したところ
「自分は、そんなこと思いません。良い意見を聞きたいです」という答えでした。
なのに、自分が意見を言うのは、、、ちょっと勇気がいる。
そういう相談者にむかって
「(このチームに)嫌う人なんていないですよ。
そんなことを言ったらむしろチームメンバーに失礼ですよ」と
その時はエラそうに言った私ですが、、、
つい先週「ちょっと身分不相応に感じる、自分にとっては背伸びな会」に参加する際、
当日の朝まで「何とかして断れないかな・・・」と
憂鬱で憂鬱で仕方がなかったのですが
行ってみたら良い人ばかりで大変楽しかった、という体験をしました。
あんなに良い人たちに会えるのに
数週間前から憂鬱に過ごしていたなんて…
「クヨクヨした当日までの時間」は
実に、もったいなかったです。
『正しい情報は、誤った情報に比べて6倍の時間がかかる』
と言いますが…
主催者の「みんな良い人ばかりだから全然緊張しなくていいのよ」という
『正しい情報』は、私には全然届いていませんでした(苦笑)。
熟練者=厳しい人 → 初心者は迷惑をかける → 熟練者は嫌な思いをする
そんな勝手な方程式をつくって、
誘った人への感謝を忘れて・・・(汗)
「思い込み」というのは、なかなか厄介です。
「憂鬱で仕方ない」と思っていた会合は、実際に参加したら
熟練者=とても優しい → 初心者に親切(教えながら楽しむ術を知っている)
という「事実」に書き換わりました。
冒頭、私に「新参者が・・・」と相談した当時の新人メンバーさんも
今、チームメンバーと仲良く仕事をしています。
事実でないことに、なぜこんなに心を乱されてしまうのだろう
という問いに
以前読んだ「スマホ脳」では、人の防衛本能の話が書いてありました。
たしかに防衛本能の一種なのでしょうが
「自分可愛さから出る不安」で
自分を苦しめるのは本末転倒な気がするので
なんとか思考のチェンジを図りたい。
『多分、そいつ、今頃パフェとか食っているよ』という本がありますが
人が自分を気にしている時間なんて、ごくわずか。
なんとなく漠然と不安なときは
「これは防衛本能による思い込み。事実は違う」と
なるべく、なるべく 思い出したいです。
新しいこと = 不安 失敗する ではなく
新しいこと = 今までよりもっと楽しい体験 に。
人は細胞が入れ替わるけれど、言葉は普遍。
言葉のチカラで、思考力を鍛えていきたいです。
宜しければ、ぜひ一緒にお試しください。
今週も学びのチャンスに恵まれています。
笑顔あふれる一週間になりますよう。
『一人でも多くの人に、仕事の喜びを』
おまかせ事務代行YPP
五味渕紀子