YPP月曜メール 私の思うことVol.594 【セルフモチベートする日々の中で思うこと】
おはようございます!
寒い分、富士山がくっきりと見える関東の朝です。
さて、縁あって
ある業界の5日間講習会に参加しています。
人生100年時代が
「いつかくる」と言われていた頃から
「もう、自分たちの今の話」になってきたのを
ヒシヒシと感じます。
参加者は、
20代で今の職業がコロナの影響で大変厳しい中
地元に帰って出来る仕事を探している人
40代で今の仕事に嫌気がさして違う業界への転職を考えている人、
50代で失業中で
いくつかの副業を組み合わせての自営を考えている人、
60代で息子に会社を譲り
自分のこれからの仕事を探している人など
さまざまです。
違う世代、違う業界の出身ばかりで学ぶのも
色々な視点の意見が出て
大変勉強になります。
また、
どの業界やどの仕事を学ぶにせよ、
側で見ているのと
実際にその現場に踏み入れて
自分の足で立つのでは
全然違うことも
肌身で感じることができます。
街中から遠くに見える山山や
少し離れたところから
群生する花畑を観ると
とても美しいですが、
その場に立ってみると
足元には、瓦礫や枯れ枝、枯草、ゴミが落ちていて
とても綺麗とは言えないことが
往々にしてあります。
仕事も同じで
オリエンテーションだけを聞いていると
やりがいに満ち溢れ
毎日が充実する期待が感じられますが、
実際に入ってみると
新しい言葉や道具を一つずつを覚えるのは結構大変で、
また業界ごとの「現実」と言われる『課題』も
次第に見えてきます。
どの仕事にも、時代の変化を受けた
その時々の『課題』があって
それを「仕方ない」と思うか
「解決しよう」と考えるかで
その先にあるやりがいも
また道が分かれると思います。
様々な人が集う場に訪れてみると
一つの『傾向』に出会えます。
自分の仕事がうまくいっている人、
課題がある中にも
「よくしていこう」と奮闘している人が多い集まりに行くと
「いいね」
「面白いね」
「やってみたら」という前向きな言葉が飛び交っています。
一方で
現状あまりうまくいっていない、
あまり元気がない会合では
「難しいね」
「厳しいよね」
「無理だなぁ」という言葉が会話の端々に出てきます。
その『傾向』を観察すればするほど、
やはり、日々良い言葉を使うことの大事さ、
物の見方をトレーニングする大事さを痛感します。
ただ大事だと分かっていつつ
内心は、
それこそ毎日何かしら(笑)
「これはとっても大変」
「これは一筋縄ではいかない」と思う課題を前に
一瞬は怯みます(笑)。
怯みつつも
「だからこそ変える甲斐がある」
と見方を変えて
「いいね」
「面白いね」
「やってみよう」
と口に出して、セルフモチベートしています。
これは決して痩せ我慢ではなく、
どの仕事にも業界にも
遠目には綺麗にみえる景色も
近づけば
何かしらの「避けたい石」が転がっているのだと思います。
先週の月曜メールに書いたように
大きな岩の塊にみえても
小さく崩していけば
やがて退けることができます。
今週も
そんな課題に向き合える幸せと学びに恵まれています。
笑顔溢れる一週間になりますよう。
YPP
五味渕紀子