YPP月曜メール 私の思うことVol.587 【忘れてもいいから、また思い出すこと。その繰り返しでもっとよくなる】
おはようございます。
最近、地震が多いです。
防災グッズ、改めて見直しておきたいですね。
さて先週の月曜メールで
「すべての課題に解決の糸口がある」ということで
私が大好きなオードリー・タンさんの言葉を紹介しました。
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There Is A Crack In Everything. That’s How The Light Gets In.
全てのものには裂け目がある。そこから光が漏れている。その光を見つけよう。
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そう、課題の裂け目から漏れ出る光を見つけよう!
なのに・・・先週
新たな課題が現れるとすぐ頭の中は
反射的に「どうしよう」という言葉を思い浮かべていました(苦笑)。
人は良くも悪くも「忘れる」という才能(習性)があるのだと
改めて実感しました。
「どうしよう」という言葉が思い浮かんだ先には
「困った」「大変だ」という
『体や思考が固まるのに有効な言葉』が連鎖的に出てきます。
本来思い浮かべたいのは『体が動く・思考が動き出すのに有効な言葉』なのに、です。
でも今朝読んだ恩田多賀雄さんのメルマガに
そうなる理由が書かれていました。
(以下一部抜粋にて引用)
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忘れる、よく忘れる
ああ、そうだった、そうしなきゃ と思いだす
その中でも、特に忘れてほしくないのが、「常に明るく前向きに」ということ
「常に明るく前向きに」を忘れる、よく忘れる
ああ、そうだった、そうしなきゃ と思いだす
でも、思い出しただけで、いいのです
思い出さず、ずーっと暗く後ろ向きでいるよりも、気づいてよかったのです
しまった、忘れてたと思うより
思い出したことを良かったと思ってください
良かったと思う思考が「常に明るく前向きに」繋がりますから
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(引用おわり)
【大事だと思いながら、私たちはつい、忘れがちになってしまう】
そして、
【忘れてもいいから、また思い出すこと】。
それも、
【意識しないと出来ないことだけど、意識すると出来ること】
たしかに。
何か自分にとって都合がよくないことが起きれば
心乱れるのが、人として素直な反応で
ただ、そのまま憂鬱の沼にハマらないように
【明るく前向きにあることが大事だったと思い出すこと】。
その前提として「忘れてもいい」と書かれているのも
大事だなと思いました。
失敗してもいい。
忘れてもいい。
憂鬱な気持ちになってもいい。
そのたびにまた、「ああ、大事だと言いながら忘れていたけれど
なるべく明るく前向きに考えてみよう」と努めてみること。
そうすると、一見困ったとしか思えない出来事が
大切なことを思い出すキッカケ(=自分にとって良いこと)になるのだから
不思議です。
「○○せねばならない」というプレッシャーで気持ちがふさぎそうになったら
「○○してもいい」という言葉に変換を試みる。
それが出来るかどうか、の前に
大事なことを忘れていた自分をまず発見すること。
私自身、「忘れっぽい」という自覚は常にあるので(笑)
「大事なこと(明るく前向きに)を忘れていない?」を
自分に向かって、問いかけてあげたいと思います。
今週も学びと実践のチャンスに恵まれています。
笑顔溢れる一週間になりますよう。
YPP
五味渕紀子