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月曜メール

YPP月曜メール  私の思うことVol.567 【ずっと順調、、、とはいかないものですが、長い目で見ると「よくなっている」】

おはようございます。
梅雨明けして夏本番、
汗ばむ陽射しが始まりました。

みなさまの上空はいかがでしょうか。

さて。

自分で「えいや」と決めて挑む時ばかりではなく、
急にお声がかかったかのように、
ふいに負荷に見舞われることがあります。

そんな時は、特に、人生の先輩の言葉が沁みます。

帝国データバンクのニュースレターの中に、
仕事や家庭の悩みに
人生の達人が答えるコラムがあります。

今回は
不本意な仕事に配置転換をされて失意の中にある相談者が
この状況をどう考えたらよいのでしょうか?と聞いていました。

それに対する達人の答えは、
「理不尽だと思うかもしれないけれど、
 人生には踊り場が必要なんだよ。
 踊り場が無いと、転げ落ちた時に下まで一気に落ちてしまう」。

「人生の踊り場」という
不遇なときにこそ、心が鍛えられる。
それがないと、何かあったときに耐えられない。
だから、順調でないときも、貴重な時間なのだ、と。

たしかに
心の痛みを知らないより、知っている方が
痛みへの処し方も学び、また人に優しくなれたりします。

「人生の踊り場」という言葉で
うまくいかないことがあることの「幸い」を
達人は、悩める相談者に説いていました。

そんな「鍛えられる時間」と知ってはいても、
自分から痛い目に会いにいきたいとは、中々思えないものですが
それこそ幸いなことに(笑)、好むと好まざるとに関わらず、
「痛い!」と思う出来事は、一年を通してゼロではないものです。

特に
何かしら(潜在的に)
自分のチカラを高めたいと成長を望む人には、それ相応の出会いが不思議とあり、
そうやって挑戦をしている人なら、日々、生傷が絶えず
いろいろな体験をしています。

受容力も素晴らしく、瞬時に様々な答えを出すような、
凄いなあと周囲が感嘆する人は
人知れず、筆舌に尽くしがたい体験を秘めています。

そういえば、、、
喜劇王のチャップリンの名言に
『人生は近くで見ると悲劇だが、
遠くから見れば喜劇である』という言葉もあります。

冷や汗をかいて、悶々と過ごして
色々な後悔も渦巻いて、、、という時間は
その場では辛いことにしか感じられなくても、
時を経たら「あの時は頑張ったなあ」
「あれがあって、分ったことがあるなあ」という貴重な体験になっていたりします。

大変な時間の時こそ、
それをどう捉えるか、「ありよう」を自分自身に試す絶好の機会。
そう思えるだけでも、出会った価値がありますね。


今週も学びと実践のチャンスに恵まれています。
笑顔溢れる一週間になりますよう。

YPP
五味渕紀子

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