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お知らせ一覧

月曜メール

YPP月曜メール  私の思うことVol.555 【食事も仕事も、血となり肉となるもの】

おはようございます。
今朝も良く晴れている月曜日の朝です。
少し肌寒い日は、富士山が綺麗に見えます。
みなさまの上空はいかがでしょうか。

この月曜メールも、今週で555回を迎えました。
改めて、毎週読んでくださる方にお礼申し上げます。


職業柄、人に仕事を依頼する場面が多いのですが
これを食事の提供に例えてみると、共通項を発見します。

とてもお腹を空かせている状態(ずっと仕事をしていない状態)だと
一口目は、感激するほどありがたいものになります。

仕事ができる喜びが、全身に駆け巡ります。

がしかし、、、
お腹いっぱいになってくると、毎回の食事(毎日の仕事)で感激することはなくなります。

同じメニューばかりだと、飽きてしまいますし
味付けに不満を感じることが出てきます。

満腹状態(仕事でめいっぱい)になれば
これ以上は食べられない(早く休みたい)という心境に変わります。

食事も、仕事も「適量」で、
ある程度「バラエティーに富んでいること」が大事なのでしょう。

そしてその「適量」も
育ち盛りなのか、風邪をひいている時かで変わってきます。

「バラエティーに富んでいること」も
ある人にとっては大好物の食材が、
別の人にとってはアレルギーで食べられない食材だったりします。

子供の頃は絶対に無理だと思っていたものが
成長するにつれ美味しく感じられる場合も、
昔は好きだったものが、あまり好きでなくなることもあります。

「食わず嫌い」が勿体ないと思う人もいれば、
食べ慣れた物を好む人もいます。


食事に例えましたが、仕事も
自分の適量は、その時々で自分で考え
自分に合うかを自分で試して、体感していく。

情報があふれている社会だからこそ、
外に答えを求め過ぎず、
自分の感覚に聞いてみる。


そして
「適量」や「自分の好み」を知ることも大事ですが、
生産者や、運んだ人、調理方法がわかってくると
味わい深くなるものだったりします。

その食材(仕事)が自分の手元にくるまでの道程を想像してみると
食べ慣れている食事(仕事)でも
あらためて、その有難さが感じられます。

1回1回の食事が、自分の身体の血となり肉となっているように、
1回1回の仕事も、自分の心や記憶の血となり肉となっています。

忙しくて立ったまま食べる、みたいに
お行儀が悪い日があったとしても
走りながら考える日があったとしても
それもまた、ご愛敬。

あまりに満腹感のときはちょっと休んで
また美味しく味わえるように、整えて。

元気に食べて、寝て、笑って
驚いて、喜んで。。。
時に悲しんで、悔しい思いもして、また復活して。。。

そうやって「平時の生活」が出来る幸いの中で、
色々な食材(仕事)に出会って
一口ずつを味わっていきましょう。


今週も笑顔あふれる一週間になりますよう。
学びのチャンスに恵まれていることに感謝です。


YPP
五味渕紀子

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