YPP月曜メール 私の思うことVol.530 【大事な事はたいてい熟成期間がある】
おはようございます!
関東は、秋晴れの青空に、見事な鱗雲が出ている月曜の朝です。
さて。
先週目に止まった記事に
同じようなことが書かれていました。
一つ目は、新聞記事のお悩み相談コーナーに寄せられた回答です。
「管理職に抜擢されたけれど今ひとつモチベーションが上がらない
「自分のモチベーションなんて気にしなくて良いんです。
『これはという仕事は、たいてい3~4年かかるもの』
そういう、ここぞという仕事にエネルギーを注ぎましょう」
というような回答でした。
たしかに
自分の成長でも
組織の成長でも
短期的に解決しようと思うと
難しく感じることも
3~4年の月日をかけようと決めれば、見方と覚悟が違ってきます
もう一つ
facebookで偶然見かけたのは、
『物事には熟成期間が必要』という言葉でした。
「中途半端に終わる人は、時間という熟成期間が待てない」と書い
たしかに一回の行動で変わることは少ないのに、
数回やって変化がないと
自分自身やめてしまいたくなることや、
「続ける意味がないのではないか」と周りから言われることもあり
世の中大変便利になり、
短時間に正確に機械で手続き出来ることが増えました。
だからなのか「待つ」ということが、昔より出来なくなっている気
スマホ画面にページが表示されるまでの数秒さえ
時には待てない気分になるせっかちな私ですが、
昔から『短気は損気』というように、短気な状態では、『売り言葉
「人事を尽くして天命を待つ」
やるべきことにフォーカスする代わりに
自分の課題ではないもの(例えば他人の言動など)にフォーカスし
その時は今一度
自分自身を成長させるために
自分がやるべきことを思い出し、
その『熟成期間』を信じて
日々変わらないようにみえても、焦らずたゆまず続けましょう。
3~4年前の自分がやっていた仕事や思考回路と
今の自分では
少しは成長できているなと思えていたら、
きっとこの先も
また新しい自分が待っています。
もし逆に
3~4年前にはできたことが出来ない自分がいたとしても、
その過程で学んだ心のありようは、
出来なくなることも受け入れる心の広さをつくってくれたかも知れ
人間万事塞翁が馬。
起きた出来事を味方と思えば、
様々な意味を見出せます。
その意味に深く気づくには
『熟成期間』が
一役かってくれるでしょう。
短期の結果を求め過ぎないのも、
継続の大事なコツですね。
今週も学びと実践のチャンスに恵まれています。
笑顔溢れる一週間になりますよう。
YPP
五味渕紀子