YPP月曜メール 私の思うことVol.524 【太郎を呼べば太郎が来る】
おはようございます。
三連休の三日目、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
祝日にもシフトに入り
仕事を全うしてくださるメンバーの方々に、改めて感謝です。
私の住む町は秋晴れとはいかず、
今にも雨が降り出しそうな雲に覆われていますが、
秋らしい涼しい朝を迎えました。
さて先日、『太郎を呼べば太郎が来る』という言葉に出会いました。
その言葉が紹介されている文脈では
心配事をすれば、心配事を呼びこんでくる、という意味で使われていました。
たしかに思い当たるフシはあって
悩ましいと思うことばかり考えていると
その物事に、自分の思う「像」が投影されるため
知らず知らず、自分で災難を呼び込む思考回路に陥ることは往々にしてあります。
一方で、
この法則には良いことにも使えます。
『求めよ、さらば、与えられん』というのは、たしか聖書の言葉ですが
この月曜メールでも何度も
『どんな良い質問をするかで、モノの見方と日々の行動が変わる』ということも
ご紹介してきました。
先日ある方から「この先、何を勉強したらよいものでしょうか」という質問を受けましたが
事務代行を15年余りやってきた私が日々感じるのは、
どの会社も「常に、課題(困りごと)を抱えている」ということです。
そして「世の中の必要を満たそうとする人」であろうとすれば
仕事にあぶれることはない、ということも確信しています。
世の中はコロナ禍があろうとなかろうと、日々急速に変化をしており
極端に業績を伸ばす会社もあれば、
業界全体で構造変化や再編を求められるケースも多々出てきています。
今までやっていた仕事がなくなる、ということは
決して他人事ではなく、日常茶飯事として起きうる、と常々感じています。
けれど
『困っているところの役に立つ』と決めている人のところには
新たな出会いがやってきます。
なにしろ、困っている人だらけなのですから。
困っている人を助けようと真に『自らに求めたら』
今まで、どれだけ助けてきたか、は一番重要なことではなく
そのためにこれからどれだけ学ぼうと決めるか、のほうがよほど重要です。
人は、今までやったことを繰り返すときよりも
新しいことを学びながら体験しながら(緊張感をもって)会得していくときに
一番成長できます。
まさにこんな時こそ【太郎を呼べば太郎が来る】。
自分が成長したいと思ったからこそ、困難な状況を体験できるようになったのだ
と、感謝できたら、もうその成長の半分までは来ていると思ってよい気がします。
前述の「自分に向ける良い質問」の一つは
『私は、どうやって人様の役に立っていこうか』だと考えています。
悩んでいると言いながら愚痴をこぼしている人は
質問の主語が自分でなく
「どうしてうちの子は…」とか
「どうしてあの人は…」とか、主語を他人にしていることがあります。
『どうしたら自分は相手を助けられるか』
その問いさえ思い浮かべれば、
過去の経験から自らの中にある「解決策」を思い起こしたり、
良い助言をしてくれる方との人生の出会いがあります。
(出会いは人ではなく「本」や、ふと出合う「言葉」の場合もあります)
『今からでも遅くない。役に立てる自分を作り上げたい。勉強したい』
そんな思いを沸々と内側にみなぎらせて
新たな勉強の本を一冊、手に取ってみる。
そんな瞬間からして、すでに「明るく前向きに存在していること」が
世の中の役に立っています。
ぜひ、良い太郎を呼びましょう。
今週も学びと成長のチャンスに恵まれています。
笑顔あふれる一週間になりますよう。
YPP
五味渕紀子
※最後に宣伝です。
9月24日(木)17時~19時半 事務カフェプロジェクト番外編
『貸借対照表の見方・作り方』の勉強会をZOOMで行います(参加費無料)。
講師は、私が務めます。
簿記をまったく知らない社長さん、個人事業主の方むけに
『貸借対照表』の読み方を出来るだけわかりやすくお伝えします。
これは、と思う方は
YPP facebookイベントページからお申込みください。
https://www.facebook.com/events/302669090837632