YPP月曜メール 私の思うことVol.523 【苦しいのは、上っている証拠】
おはようございます。
会社を創業したての頃、
ある経営者の講演会で
『理想と現実にギャップがあって、当たり前!』という一言に
「目からウロコ!」と感じた瞬間がありました。
その講演会に参加した私は、それまで日々
『理想と現実のギャップがあること』にクヨクヨしていたわけですが、
なるほど。。。『ギャップがあって当たり前!』。
現実より高いところを目指すからこそ
『ギャップ』が常にあるわけで、
ギャップがあることに悩むのではなく、
ギャップを埋めるために、どう歩めばいいか、そこを考えるべきでした。
人から言われたらそんなに簡単なことでさえも、
一人で考えている時には、
悩むポイントがズレたまま、堂々巡りになることがあります。
『深刻になるな、真剣になれ』という名言もあります。
ふと目にするそういう言葉との出会いが
果たして真剣に悩んでいたか、深刻ぶっているだけではなかったかと
自らを省みる機会になります。
先日は、SNSの中で
『苦しいのは、上っている証拠』という言葉に出会いました。
「なるほど!」と内心、嬉しくなりました。
嬉しさを感じられる背景として、
目指しているものがあること、またその過程にいるという自覚に、改めて気づけたからです。
その言葉には続きがあり
『もし今が楽であったら、下がっているかもしれない』
『気を緩めず、足元を慎重にみるべし』という戒めの教えがありました。
向き合っている課題があるからこそ、嬉しく響く言葉があるもので
『課題』は大切だなとつくづく思います。
一人ずつ、人生で見いだした「今日の課題」は個々に異なるにせよ
挑戦している人の背中に励まされたり、先人の言葉に勇気づけられたりしながら
進んでいるもので、
決して、一人ではないのだと思います。
また挑戦していればこそ、ご褒美のように
そういう言葉との出会いがあります。
もし今週、今までにないプレッシャーを感じる場面に出会ったら是非
『苦しいのは、上っている証拠』であると思い出してください。
そして、上った先に今まで以上に出来るようになることは
きっと、自分だけではない、周りのお役にも立つことになります。
今週も学びと成長のチャンスに恵まれています。
笑顔あふれる一週間になりますよう。
YPP
五味渕紀子