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月曜メール

YPP月曜メール  私の思うことVol.489 【完璧であろうと目指すその姿こそが尊い】

おはようございます。
2020年3回目の月曜メールです。

 

今朝は自宅から富士山がきれいに見えて
気持ち良い青空が広がっている関東地方です。
皆様の上空はいかがでしょうか

 


さて。

 

先週、大きな失敗をした人がいます。

 

そう聞くと「ドキリ!自分のことか」と思う方が
沢山いらっしゃると思います。

 

多かれ少なかれ、失敗のない日常はないでしょう。

 

冒頭の言葉でドキリ!としなかった人は
自分のした失敗にさえ、気づいていない「失敗」をしているかもしれません。

 


さて冒頭のその「人」とは私のことです。

 

覆水盆に返らず。
やってしまったあとに、どう何を思っても
起きてしまった事実は、無かったことにはできません。

 

穴があったら入りたい、というよりも
時間そのものを巻き戻したくなる気持ちにさいなまれたことは
生きていれば、何度も通ります。

 


自分の失敗を棚に上げて、世界の名選手の話をするのも
おこがましい気もしますが、
落ち込んでいたときにふと目に入ったのは
世界の名プレーヤー 元メジャーリーガーのイチロー選手の言葉でした。

 

4000本安打の偉業について聞かれたときに
「4000本打ったということは、8000回以上失敗している打席があるということ。
その、8000回以上悔しい思いと向き合ってきたことに価値がある」という趣旨の発言でした。

 


挑戦をしている以上、
その過程で、「失敗」(=目指す形と違うアウトプットをしてしまう姿)という体験は
避けては通れないもの。

 

というよりも、失敗の積み重ねこそが、成長過程そのものなのかもしれません。

 

私淑する現代の名経営者であり哲学者である稲盛和夫氏がおっしゃっていたのが
本日のタイトル
『完璧ということなどありはせんのです。ありはせんのですけれども、
完璧を常に目指し続ける。その姿勢が尊いのです』という教えでした。

 

うまくいかなかったからこそ、分かることがたくさんあり
その「体験」は
「成長したい」という自分が潜在意識の中では望んだことなのかもしれません。

 


震災のように、まったく望まなくても起きる悲しい出来事もありますが、
日常の「失敗」は、自分が成長のために望んだ道のりのなかで
一定程度、起きてくれる出来事。

 

だとしたら、
過去に目を向けて「なんであの時…」と思う代わりに
起きたことを生かすには「これからは、どうしたらよいか」と
前に視点を向けながら、歩んでいきたいと思います。

 


今週も学びと実践のチャンスにあふれています。
笑顔あふれる一週間になりますよう。

 

YPP
五味渕紀子

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