vol.433 【物事には必ず終わりがあり、未来には希望を抱ける人の力がある】
おはようございます。
たしか雨の予報だった三連休ですが、
昨夜は本当に大きな明るい月が照り、
今朝は真っ白に雪化粧した富士山と青空が眩しい晴天の関東です。
皆様の町はいかがでしょうか。
この月曜メールも今年残すところあと2回となりました。
本当に一年あっという間だと感じます。
さて一年が終わろうとしている今、
「物事には必ず、終わりがある」ということを
今週はシェアしたいと思います。
楽しいことではそう感じることは少ないのですが、
辛いこと、嫌なことがあるとつい
「これはいつまで続くのだろう」と思ってしまいます。
でも永遠に続くことなど本当に一つもなく、
物事は必ず変化をし、その状況なり条件はいつかなくなります。
まだまだ先だと思っていたら
ある日突然、終わりが来ることもあります。
それは仕事の契約だったり、
大切な人との別れであったり、
内容は様々ですが
時には自分の力の到底及ばないところで
急に訪れます。
終わりが来ないように思えたり、
終わりが見えずに途方もなく感じる時に
「いつか終わる」という言葉は、あまり有効な慰めにはならないも
実際に突然終わってしまった過去の体験を振り返ってみると、
全ての物事に終わりがあるという「真理」を思い出せる気がします
「良知」という言葉があります。
人は生まれながらにして、大切なことは知っている。
善悪やことの是非を、教わらなくてもわかる力がある、という孟子
少し前の記憶に感じられますが
東日本大震災の大きな自然の猛威の前に
人の無力さを味わいましたが、
壊滅的被害からも状況は少しずつ変わってきています。
どんなダメージであっても
永久にその状態にとどまることはないのです。
私たちは直接的にも間接的にも、その真理に触れて生きてきていま
常に「物事の終わり」ばかりを考えながら暮らすわけにはいきませ
もしも「いつ終わりがくるのだろう」と考えてしまうような辛い出
「物事には必ず終わりがある」という真理に、救いを求めてもよい
そして、終わりがくることがわかったら
またそれが自分の手の及ぶ範囲のことであれば
「もし今、終わってしまったとしても後悔が残らないようにしよう
自分の辛さを変えていく一つになると思います。
世の中には楽しいこと、嬉しいことも沢山あり
一方で、辛いこと、悲しいこと、大変なことも存在します。
後者を自ら望んで経験したいほど人間ができていなくても
一人だけ避けて通るわけにはいかないように、なっている(と思い
そして
良薬は口に苦しの諫言がある通り
辛いこと、大変なことを経験したことで磨かれる人格が
人としての厚み、深み、優しさなどを作ります。
やり過ごすことが必要なこともあれば
自分の力で切り拓くためにある課題の時もあります。
いずれにしろ、苦労したことに無駄な経験は一つもない。
それは渦中にいるときにはそうと感じられなくても
終わったあとに、見えてくるものであったりもします。
今週も学びと実践のチャンスに恵まれています。
笑顔あふれる一週間になりますよう。
YPP
五味渕紀子