Vol.421 【予定外のことから学べることが思考を鍛えてくれる】
おはようございます。
まだ暴風域の地域もある朝、
各地での台風の爪痕が気になります。
今年は地震や台風などの自然災害が本当に多いです。
事前に知っていてもなお
防げない人知の及ばないことはあるにせよ、
各家庭で出来ることもあります。
少し前の月曜メールに書きましたが
「分かってはいたけれど、
行動に移さないまま」ではなく
「気になっていたことは、
少しでも着手する」ことを習い性にして
防災用品も揃えておきたいですね。
また
予定通りに進まないことへの
柔軟性も大事です。
便利で迅速なサービスに慣れ過ぎて
ともすると
予定外のことに対して
耐性が足りない自分を感じる時があります。
自分ではコントロールできない範囲について不平不満を募らせても解決しないので、
置かれた状況で
なにが出来るかを考えることに集中する「思考の癖」は、
仕事においても
このような天災への対処においても
通じるところがあると思います。
「できない」と思い込む時、
脳(=自分)は、
できない理由を見事なまでに次々と繰り出してきます。
「どうしたら、うまくいく?」
「どんなことなら、できる?」と
大きな課題も
分解して小さな単位にして解決策を探してみると
「これならできそう」「まずはここまでやってみよう」が何かしら見つかるもの。
「そもそも、
解決し得ないことは
天から頼まれない」と思い込むことで、
自分の出来る範囲から
出来ることを探そうとすることは
結果的に自分の思考と行動を促進します。
予定外の状況になったらこれまでの予定に固執せず、
だからといって諦めるのではなく、
常に「出来ること」「大事なこと」を探そうと試みる。
不自由な状況はかえって、
創意工夫の知恵がわく「好環境」になり得ます。
予定外が多い時だからこそ
学べることに注目したいと思います。
今週も学び多き一週間になりますよう。
まだ警戒が必要な地域にお住まいの方は
十二分にご注意ください。
YPP
五味渕紀子