Vol.418 【いま、確実に出来ることを】
おはようございます!
大坂なおみ選手の快挙、素晴らしい快進撃でしたね。
天災続きの中での明るいニュースに元気をもらいました。
さて、今朝の月曜メールは
仕事に直結する話ではないのですが、
読んでくださっている皆さまと
どうしても分かち合いたいことを書かせていただきます。
何か「これはためになったな」と感じる話を聞いても、
そのうち9割の人は
「やってみよう」と思いながらも実際にはやらず、
残り1割の人が
「よし、やろう!」と実行に移し
さらに、それをずっと継続する人はごく僅かしか居ない
と
物の本で読んだことがあります。
私も「これは良い!」と本を読んだ直後に感動したものの、
行動に移せなかったことは沢山あります。
(この月曜メールは数少ない、継続できていることです)
けれども今日これからお伝えすることは、
読んだ方全員、100パーセントの確率で
ぜひ行動に移して欲しいことになります。
それは、、、
何度も耳にタコが出来るくらいに聞いている
『地震や災害への備え』です。
今回の北海道地震を受けて
どこの報道でも
「日本は地震列島、災害と隣り合わせで生きていく国」と
言われています。
あまりに立て続けに
豪雨、台風、地震と起きるので
むしろ天災のニュースに変に慣れてしまっている気さえします。
かつて、防災の専門家の方から
「各自、各家庭がきちんと備蓄して災害に備えておけば、
被災した地域の混乱を最小限に抑えられる」と聞いたことがあります。
大変な衝撃を受けた東日本大震災のあとは
防災用品を揃えたご家庭も多かったのではないでしょうか。
我が家が当時購入した水・食品を調べたところ、ことごとく賞味期限切れでした。
(事務所も同じでした)
食べられないことはありませんが、
もしも1週間、電気・ガス・水道が止まってしまったことを想定したら、
全く足りない量でした。
ライフラインが1週間止まることを想定した備えをしておけば、
いざという時
自分達だけでなく
多少はご近所も助けてあげられるかも知れません。
すぐできる簡単なことは、
今日買い物に行ったら、
もしくは退社して家路に着くときに
500mlのペットボトルの水を1本買い足すこと。
それを1週間続けていくと
ペットボトルが貯まります。
重たいモノは持ち運びが大変なので、
小さなお子さんや介護するご家族がいれば尚のこと
小さなサイズのペットボトルが良いそうです。
カセットコンロのガスは
3本セットを買い足しておく。
お米とお味噌と粉末でよいからダシを切らさないこと。
高野豆腐や乾燥ワカメも
いざという時には
とても有り難い食事になります。
全部をいきなり揃えようとすると「また今度」と思いながら
やり過ごしてしまいますが、
毎日少しずつ、買い足すなら出来るはず。
この月曜メールを読んだ方は是非、
今日から毎日少しずつ
もし「1週間ライフラインが止まっても大丈夫な状態とは?」を考えながら
買い物をしてください。
トイレットペーパー、ウェットティッシュ、生理用品。
懐中電灯の電池。
自宅が被災したら無駄になってしまうかも知れませんが、
自宅が被災しなくても
ライフラインが止まったときに備蓄がなければ
避難所のお世話にならざるを得ません。
避難所に、避難する側ではなく
助ける側で向かうためには
自分の分だけでも
備えが必要です。
ネットを見ると、被災を体験した方々が
切実な体験から
「本当に必要だったもの」を教えてくれています。
こんな切実な声に耳を傾けずに居ては申し訳ない、と
読んでみると改めて気づかされます。
良い仕事も充実した生活も
ときに一変する可能性を
常に持っている私たち。
自分の力の及ばないものに深刻になることはなく、
四季折々の景色を楽しめる自然豊かな国の恩恵を受けつつも、
災害に関しては
憂うよりも
たしかな知恵をつけて
備えをしたいと思います。
ぜひ、行動に移してください。
そして少しでも、環境に配慮した選択を続けたいと思います。
ハザードマップも一度目を通しておくと
色んな想定が出来ますので是非ご覧ください。
[国土交通省ハザードマップポータルサイト]
今週も学びと実践のチャンスに恵まれています。
笑顔溢れる一週間になりますよう。
YPP
五味渕紀子