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お知らせ一覧

月曜メール

Vol.396 【すべてプラスで積み重ねて数えていく】

おはようございます!
東北地方では桜が見ごろでしょうか。

関東は、ソメイヨシノは散ってしまいましたが、
可愛らしい八重桜が咲き始めました。
いつもはゴールデンウイーク近くに咲く印象があり、
やはり今年は開花が早いなあと感じます。
桜祭りと銘打ってイベントを主催する方々は
毎年開花予想に一喜一憂されていると思いますが
今年はアテが外れてしまった会場が多かったみたいですね。

 

さて、今週の月曜メールでは、週末読んだ本から、
ライフネット生命創業者である出口治明さんの「考え方」をシェアしたいと思います。

一喜一憂。
人生は禍福の糾える縄のごとし。

生きていれば
良いことも悪いことも
嬉しいことも悲しいことも起きるもの。
その時に「悪いことが100あったけれど、
良いことが100あったからプラスマイナスでチャラ、おあいこと考えるのではなく、
しんどいと思った体験も、嬉しかったと思った体験も、
悲しみも喜びも「僕は人生の絶対値の量だと思っている」

と出口さんは書いておられました。

なるほど。

「人生で味わってきたことはすべて加算されて絶対値である」
と考えると、人生無駄なことはないと思えてきますね。

たとえ自分にとって嬉しいとは思えない出来事も
自分のためになった出来事であるという解釈を加えるか、加えないかで
意味づけが違ってくると感じます。

先日見かけた新聞記事では
冤罪により長く獄中生活を送った方が、
現在は冤罪撲滅の活動を使命として生きながら
「自分の人生には意味がある」と語っておられました。

そんなに大したハプニングも起きていない平穏な日常にあっても
(むしろ平穏だからこそ)
目先の小さな「嫌なこと」に目が向きがちなときがありますが、
その一つずつも全部自分の加点になるのだと考えることから
「嫌なこと」が少なくなるのでしたら、なお一層前向きに物事をとらえる習慣付けが出来そうです。

先週、あるミス報告を送ってくださったメンバーの方から
「起こしてはいけないミスでしたが、
自分にとっては手順を考え直す機会となった」
という「解釈」が付け加えられていました。

その通りなのだと私も「解釈」しました。

起きた事実をどう解釈するか
考えるか、意義付けするか。

考え方は自由だといいますが、
周りにも、自分にも
「今よりよくなるために必要な考え方」には、やはり普遍性があります。

明るく前向きに、というのは
当たり前過ぎて口に出すことも少ないかも知れませんが
やはり、
明るく前向きに解釈することの連続は
身を助け、周囲を助けることにつながります。

起きたことは絶対値として価値を感じながら、
今週も、明るく前向きにいきましょう。

それは単なる「気分がよくなること」にとどまらず、
物事を素直に捉え
フラットな状態でみることを可能にします。

「効果的な考え方」により、
自分がいま抱えている課題には、
解決に向けた色々な選択肢や手段があることに気づけるという
「副次的な効果」を是非活かしたいと思います。

今週も、笑顔あふれる一週間になりますよう。

YPP
五味渕紀子

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