おはようございます！
今日も寒い朝となりました。
とはいえ、
気温がマイナスの所からしたら、
まだまだ暖かい方なのでしょう。
日本列島は広いですね。

さて、今日は節目の380号。
元気よい話題をお届けしたいと思います。

とはいえ日常は悩みの巣窟です。
朝起きて、さあ今日もがんばろう！とカーテンを開けながらも、
「やりたいこと」ばかり溢れて
幸せをかみしめるというよりは、
あれもせねば、これもせねばと
「やらねばならないこと」に追い立てられているように感じることもあります。

時にはやらねばならないことの量におののいたり、
それをどう片付けていったら良いか
やり方が見えないときは
途方にくれる心境にさえなります。

何もかもに焦りそうな時、
私はおまじないのように
「能力は未来進行形」と頭の中で唱えるのです。

そして過去に遡って
「ああピンチだ！」と思った時のことを思い出してみます。

いま生きているということは、
当時のピンチを乗り越えて来た証拠。
そして当時は「ピンチだ！」と感じた出来事は
今の経験値と実力から振り返ってみれば、大概は大したことではなく
「あんなに大騒ぎしなくても乗り越えられるものだったなあ」と思うことが多いのです。

とすれば、今起きていることも
未来の自分から見たら
充分に乗り越えられることばかり。

さらに何年にも渡って覚えていたいほどの苦労ほど、
振り返った時に
「あれがあったから今がある」という有り難い体験であったりします。

そしてさらによくよく振り返ると
自分一人で乗り切っていたものなど殆どなく、
周りの協力に助けられていたことが分かります。

疑心暗鬼になる時や
「私ばっかり何故？」みたいな気持ちになっている時は
大抵、周囲への感謝を忘れていて
自ら視界を狭めていますが、
ふと顔を上げて冷静に見てみると
（ここが本物の戦場でなければ）
誰も自分を攻撃しているわけではなく
孤立無援でもなく、
何かしら協力や気遣いをしてくれる存在があります。

自然も含めて、
恵みの元に生きている事を感じられると
状況は変わらなくても
状況を捉える視点が変わるだけで
物事が解決に向けて動き出すことを感じます。

それと
何か乗り越えようと感じているということは
現在の実力よりも少し上の目標に向けて努力をしている証拠でもあります。

軽々と出来る事ばかりであれば
退屈であるにせよ
プレッシャーは感じません。

大きなプレッシャーを前に
何故そんな目標を自分が目指してしまったのか、
恨み節を言いたくなるくらいの課題をいま持っている人は、
実は少し前に
「未来はもっとこうありたい」と
自分に期待をして
なんらかの行動を起こしてきた人です。

人は、
現在の自分より
未来の自分の方が出来ることが増えていてほしいという
成長欲求を持っています。

欲求があるのは自然なこと。
そして、
自らを成長させるために絶妙なタイミングで現れてくれる出来事や課題に対して
勝手に「自分を成長させてくれる出来事であった」と感謝できるのも
人のなせる技です。

能力は未来進行形。
課題は自ら望んで出会ったもの。

もしも今日抱えている課題に
少しビビりそうな自分がいたら
ぜひこのおまじないを唱えてみてください。

ものの見方が未来の行動を変えてくれます。

今週も学びと実践のチャンスに恵まれています。
笑顔あふれる一週間になりますよう。

YPP
五味渕紀子