Vol.372 【継続は力なり】
おはようございます。
台風縦断中の月曜の朝です。
YPP事務所に通うスタッフのいる東京近郊は、
風の影響は残るものの
皆、無事に通勤できるまでに
雨は上がりました。
東北地方、北海道はこれから暴風雨域ですね。
どうぞ充分にお気をつけてお過ごしください。
さて、本日は【継続は力なり】ということについて考えてみたいと思います。
時代が目まぐるしく変化し、
今まで通用したことが通用しなくなる。
そんな戸惑いを感じている業界も多いと思います。
高度経済成長の頃とは違い
日本の人口は減ってしまい、高齢化し
経済力は落ちる一方ではないかという危惧もあります。
けれど長い目で見れば
どの時代であっても「必要とされる仕事」はあり、
気立てよく真面目に働く人にはよい「ご縁」があります。
それに日本であれば
ますます人手不足の時代になります。
望めば、何か仕事がある。
食いっぱぐれることはない。
インターネットを使って
自宅に居ながら色んな仕事ができる。
副業や兼業も
次第に奨励されるようになり、
色んな仕事が体験できる。
女性総活躍という言葉が好きかどうかは別として
今まで以上に、性差なく仕事が選べるようになる。
シニア活用という言葉も出てきて、
今まで以上に健康寿命も伸びて
歳を重ねてからでもチャレンジできる機会も増えていく。
悲観するどころか
前向きな要素がたくさんあります。
たとえ今は、一件幾らというデータ入力を細切れ時間で行いながら、
幼い子供たちの育児に追われる日々だとしても
5年後、10年後は
家族全員の生活も、出来ることもだいぶ違ってきます。
何も同じ仕事に固執する必要はありませんが
その時々で出会えた仕事をたゆまず続けていくうちに、
5年経過していけば5年分の行動したなりのチカラが
10年経過していけば10年分の行動したなりのチカラが身についています。
体験・行動に勝る学習はなし。
もちろん社会人になってからも大学に行き直すとか
体系的な講義から学ぶ意義もありますが、
日々の仕事を通じて
誰かの役に立つという行為を通じて、
何かしらの学びを得ながら
3年、5年、7年、10年と積み重ねていくと
1つずつの仕事の手順や専門用語や操作方法だけでなく
仕事全般における「あり方」「考え方」「処し方」など
人生における「生き方」に通じる普遍的なものが学べます。
今日「これだ!」と学んだと思ったことが、
数年経ったら
「あの時はこう考えていたけれど、本当は違ったな」と変わることもきっとあります。
だからと言って
若い頃、未熟な頃に
大いに勘違いしながらも本人が「学んだ!」と思う体験は、
決して無駄ではなく
いずれ、もっと年輪を重ねて真理を知るために
その時点では必要なステップだったといえるでしょう。
大切なのは、
少しずつでも日々体験を積み重ねていくこと。
一気に(行動)量が稼げなくても
日々コツコツと貯めていくことの価値は馬鹿になりません。
仕事にしろ家事にしろ
趣味で始めた活動にしろ、
体験と学びを心底楽しめる日もあれば
憂鬱でしかない義務感が覆いかぶさってくることもあります。
それでも続けていくうちに
積み重ねたからこそ見えてくる景色が必ずあります。
「継続は力なり」
ちょっと疲れてしまったり
続けることに逡巡してしまう時に、
もしもこの言葉をつぶやくことで立ちもどれるものであれば、
それは、続ける価値があることだと
自覚していることになります。
この月曜メールを毎週読んでくださることも、
継続している何かといずれリンクしてくれたら嬉しいです。
今週も、学びと実践のチャンスに恵まれています。
笑顔溢れる一週間になりますよう。
YPP
五味渕紀子