Vol.332 【悩ましいことの先に解決の喜びがある】
おはようございます。
寒波到来、今朝の関東もとても冷えた空気で、手がかじかんでいます。
大雪のところでは、受験生は大変ですね。
さて、
今朝のテーマ【悩ましいことの先に解決の喜びがある】は、
最近、色々な仕事現場や自分の日常で実感していることです。
お客様とのあいだでも、
仕事仲間とのあいだでも
真剣に仕事をしていれば
意見が合わない状況が起きることもしばしばです。
Aが良いと思う人と
Bが良いと思っている人が
互いに譲り合わない状況は悩ましいものがあります。
数日間に渡ってどうしたものかと思案し、なかなか解決の糸口がないように思えて
他のことをしていても
その悩ましい課題がアタマから離れず
どこか気になっている状態は
気分の良いものではありません。
しかし、
その悩みに正面から取り組むうちに
状況に変化が出てくるケースや、
ふと「こうしたら?」と解決法がひらめくことが起こります。
試行錯誤の末
やがて解決した時の爽快感や達成感は
深く思い悩んだものほど大きいものです。
また
色々思案した途中でわかったこと感じたことは、
もしその「困ったこと」がなく順調な状態であったなら決して体験できなかった「学び」になります。
悩んでいる最中に「嬉しいな、楽しいな」とは感じられなくても
解決したときに
「ああ、あの悩ましい出来事が起きてくれたからこそ知ることができた!
出会ってくれた悩み、ありがとう!」と感謝できると
次の悩ましさと出会った時
ちょっとだけ「耐性」が出来てきます。
もっと言えば意識して
悩ましいことに向き合う未来に
「期待」できるようになります。
何か困ったことが起きると
「さあ、面白くなってきましたよ」を口癖にしている人がいます。
自分の脳をうまく騙してしまい
「困った、困った」と思う代わりに
「これは自分に何かを教えてくれるために起きたこと」
「解決できるから自分に役目がまわってきた」
「きっとこれも解決した時に爽快感を味わえるに違いない」と思うと
発想も豊かになり、ひらめく範囲が増える気がします。
なので最近は悩ましいことがあると
「また爽快感のご褒美に出会える」と
思うようにしています。
そうすると不思議なもので
手をつけるスピードも速くなり
結果、解決までの時間も短くて済みます。
やはり「必要は発明の母」。
困ったことの解決の連続で
世の中は次第に便利になってきました。
悩ましいことに出会ったときは、
「きっとこの先に解決の喜びがある」と
まず根拠なく思うこと。
悩ましいことが多い日常を楽しいものに変えるコツを知っておくと
発想豊かな人々との出会いも増えて
より楽しくなると実感しています。
今週もきっと
未来に爽快感をもたらしてくれる出来事と出会うでしょう。
学びと実践のチャンスを生かして
笑顔あふれる一週間になりますよう。
YPP
五味渕紀子