vol.211 【内面から輝く】
おはようございます。
私の住む街は、爽やかな秋晴れの月曜日を迎えています。
みなさまの上空も、秋らしい空と雲が広がっているでしょうか。
さて、先週のこと。
数年ぶりに事務所に訪ねてくれたメンバーHさんと再会を果たしました。
YPPが本当に駆け出しの頃、メンバーがたった数人でやっていた(ハチャメチャな)頃から今に至るまで、長くご縁がある方です。
久しぶりに会ったので、その分の年齢はお互い重ねているはずですが、Hさんはお世辞抜きにますます綺麗になっていました。
近況は聞こえていて、ある資格試験を目指していたものの、一回目の受験は合格に至らず、落ち込んでいる、という話しでした。
けれど、何かに挑戦中である人からは、不思議なことに(本当は不思議ではないのでしょうが)、内側から、輝くエネルギーを感じることがあります。
Hさんのこの数年間のがんばりが、きっと、彼女を内側から磨いたに違いない、と久しぶりに顔をあわせて話しを聴きながら、しみじみ感じました。
彼女が変わった、ますます綺麗になった、というのは、同じく彼女を以前から知る事務所のメンバーも言っていたので
私一人の思い込みではないようです。
ある方の本に「同窓会に行って、変わらないね、と言われると喜ぶ人がいるけれど、歳を重ねるということは、嬉しいことだけでなく、ときに辛いことや悲しみも体験するもの。
それを経て人間としての味わいができてくるのだから、変わらないというのは褒め言葉ではなく、成長していないね、貴方は徳を積んでいませんね、ということで、本来決して喜べたものではないのですよ」と書いておられました。
そして、その本には「老いるという成長」という言葉もありました。
仕事柄、経理畑の人に接する機会が多いのですが、
ああ、いかにも誠実で実直そうだな、この人ならお金まわりのことを預けても安心だな、と初対面でも感じさせる人がいます。
その反対に、「安心してください」と口で言っても信じられない胡散臭い人もいます(笑)。
やはり、その人の生きてきた日常の積み重ね、特に、真剣に生きた時間というのは、間違いなくその人を形作り、内面から滲み出すものがあるのだと思います。
エステに行ったり高い美容液をつけて外側を繕うより、
日々一生懸命、
目の前のやるべきことに取り組みながら、
家事や仕事で自分を内側から磨いた方が
ずっとアンチエイジングになるのでは?と常々思っていましたが、
年齢に逆らうのではなくて
素敵に積み重ねる、成長を続ける、というイメージを持つと
より一層、「昨日より今日、今日より明日」の自分に期待が出来る気がします。
良い食べ物も、内側から身体を変えてくれますが
良い考え方、生き方も
内側から自分の心と身体を良い方向へ変えてくれるもの。
そう考えると、毎日が成長できるチャンスの日々。
ムダにしないで、有意義に生きたいです。
Hさんは、私が月曜メールでこんなことばかり書いているから
日常は感謝の気持ちにあふれて穏やかで、いつも素晴らしい状態にあるように思っていたそうですが(笑)、
実際は、とても未熟なココロで夫婦げんかもついしてしまうし、言葉が大切と言いながら、思ったことをすぐ口に出してひんしゅくを買うこともあるし、
失敗だらけで、クヨクヨする日もメゲる日もあります(そばにいる人は、よくご存知で)。
こんな月曜メールを書くのは、誰より自分自身に、言い聞かせたいことだからなのです。
そして、
今は完璧に出来ていないことでも
少しでも、望んだ理想に近づいて、なりたいと願ったことが出来る自分になることが
自分と周りの未来の幸せにつながっていくと確信するので、
毎週、出来ないながらも、このように綴っています。
今週も読んでくださり、ありがとうございました。
笑顔あふれる一週間になりますよう。
YPP
五味渕のり子