おはようございます。
あっという間に11月になりました。
毎年の事ですが、年末に近づくにつれ
時間の流れが加速する錯覚にとらわれます。

さて。

私自身も思い当たるフシがあり
周りでも最近見かけた「ある違い」について
本日はシェアしたいと思います。

勿体ないことに、何かを考えるにあたり
「前提」が間違っていることが往々にしてあります。

それは「現在と未来の（自分の実力の）混同」です。

未来の自分は、今の自分が努力をした末に
経験値があがっているのですが、
それを忘れてつい、「今の実力のままで」考えてしまう。

そして「今出来ている以上のことは自分には出来ない」と
『間違った結論（間違った未来予想）』をイメージする、という
勿体ない時間を過ごすことになります。


運転免許を取った人なら分かると思うのですが
教習所で初めてハンドルを握ったときは
まっすぐな道を時速20キロで走るのさえ難しい。

ところが慣れたら
よそ事を考えながらバックで駐車場に停車もできるし
高速道路のインターチェンジだって、問題なし。

人間の習得力って、本当にすごいのです。

仕事も同じで
20キロが難しかった人が
実力が変わると、100キロを楽しめるようになります。

永遠に結論が出ないように思えた「お題」も
瞬時に「これは良い・これはダメ」と判断できる審美眼が身に付いたりする。

正しい筋トレを続ければ
美しく筋肉はついていき
持ち上げられるバーベルの重さは変わっていく。

今の自分と未来の自分は、違うので
「同じだ」という前提で考えるのは、とても勿体ないのです。

とはいえ
「無理！無理！難しい。絶対できない」と考えていると
よい筋トレは出来ないようです。

私なりのコツですが
「どうしたらもっとよくなるだろうか」という問いを常にもつことと、
視点の先を「自分」ではなく、「みんながよくなること」に向けること。

『良くなる方向に向かう』という【姿勢】が、本当に大事。

「自分がどう思われるか」とか
「相手がどう思っているか」とか
そう考えるときは堂々巡りをしやすい傾向があります。
（勿体ない時間の過ごし方）

『良くなる方向に向かう』自分を信じて
どう物事を分解（分担）したら良い？と考えてみる。

それを繰り返しているうちに
20キロでドキドキしていた自分が
100キロを楽しめる自分になっていく。

今日の自分が一番、実力がない、と思えば
未来は、成長しかない（笑）。


今週も学びのチャンスに恵まれています。
笑顔あふれる一週間になりますよう。


『一人でも多くの人に、仕事の喜びを』
おまかせ事務代行YPP
五味渕紀子