YPP月曜メール 私の思うことVol.632 【悩みを一気に半分にする方法】
おはようございます。
2週連続で雨模様の月曜関東の朝です。
みなさまの上空はいかがでしょうか。
さて昨日、
母校のイベントがあり
先輩であるフリーアナウンサー古舘伊知郎さんのトークショーを観劇しました。
何をテーマに話されるのかな、と思ったら
「脳」と「心」の話でした。
私淑する京セラ名誉会長 故稲盛和夫氏が
社会課題を解決には、脳や心の科学的研究が必要だと考えた
エピソードも披露され、驚きました。
「心」のことは
ごく個人のささやかな悩みのようにみえて
実は、世界中で起きている紛争や、経済の課題のためにも
多くの研究者が「心」を科学的に解明しようと
努めていることを知りました。
研究が進めば進むほど
「諸行無常」といった古来から継がれてきた教えが、
科学的に証明されるのも、非常に面白いところです。
トークショーの中で古館さんが
「このぐらいの歳になってくると、色々思い悩むことも出てきまして、、、」と
仰って、
その言葉を聴いた瞬間は
「あんなに才能あふれて仕事に恵まれている人でも悩みがあるのか!」と
つい驚いてしまいましたが、
『年齢を重ねる イコール 悩みが無くなる』というのは
悩みに対する認識違いだったな、と改めて思いました。
トークショーの最後に
古館さんが「悩みを半分に減らす方法」として披露くださったのは
得意の実況でした。
朝起きてからの自分を、もう一人の自分が実況するのだそうです(笑)。
自分の存在を100%だと捉えると、悩みも100%だけど、
もう一人の自分を存在させて、
悩んでいる自分をみれば、2人になるので、悩みは50%。
そんな「解決法」に
会場の大勢の聴衆からは、
賛同するように大きな拍手がありました。
仕事で成功をおさめて母校に凱旋講演している人も
それを聴いている客席の多くの先輩・同窓生・後輩たちも
この会場にいる全員に、それぞれ悩みがあるのだなあと思うと
なんだか、人間という存在が愛おしく感じられました。
心のありようは
知ればパッとコントロールできる
というものではありませんが、
色々な創意工夫を試してみるのに、
ユニークな対象であるのは間違いありません。
また、悩んでいるのは独りじゃない、と思うことも
少し容量を減らすことにつながるんじゃないかな、と感じています。
今週も学びと実践のチャンスに恵まれています。
笑顔溢れる一週間になりますよう。
『一人でも多くの人に、仕事の喜びを』
おまかせ事務代行YPP
五味渕紀子