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月曜メール

Vol.422 【目指したい自分像の見つけ方】

おはようございます。
三連休の最終日の朝
いかがお過ごしでしょうか。

連休中にもお仕事のシフトに入ってくださる方々に
改めて感謝申し上げます。

さて、
仕事をしていると
とても楽しい時もあれば、
なかなかうまくいかないなあと感じる時もあるかと思います。

うまくいかないと感じる大半は
自分の思惑と、仕事相手とのやり方や言動にギャップを感じる時が
多いように思います。

そのギャップの前に
「絶対こっちが正しいのに」と思い込むと
怒りや不満、ときには愚痴といった建設的ではない方向にいきがちです。

「相手の立場にたってみればよい」と
口で言うのは簡単ですが、
意外と、相手の立場に立って物事を見る「癖」というものは
よほど意識して修練していかないと
身につかないもののようです。

得てして
相手にどうあってほしいか、という
「相手への要求」であれば次々と思いつくことができます。
この「能力」を、自分のために生かすのです。

「相手への要求」を次々と思い浮かべ、
ありとあらゆる要求を列記してみたところで
さて、
一呼吸おいて
それが自分には出来ていることかどうか、自問自答してみます。

自分が完璧にできている、ということは
まず、ありません。

人に言うほど自分は出来ていなかったな、と気づいたとき
それを教えてくれた相手に、感謝の気持ちをもってみる。

そんな風に物事は、いかようにでも
学びの材料にすることができるもの。

そして、自分を写す鏡を
周囲の人の中に見出す時、
その出会いの妙にも気づけるのです。

「目指したい自分像」とは漠然としているようで
実は、いつも自分の中に
「かくありたい」という価値観は内在しています。

それを明確にする助けを
周りの人がしてくれる、というか
周りの人の中に「気になる点」を見出す時
それは、とりもなおさず
自分の意識が「自分が大切にしたいことを浮き彫りにしている」
といえるかもしれません。

仕事相手に対して、
こうあってほしい、
こうあるべきだ、と思う瞬間が訪れたら
実は、
こうあってほしい
こうあるべきだ、を自分自身に課すチャンスとなります。

日常を学びの宝庫にする視点は
仕事を通じて身に着けられる大切な心得の一つです。

今週も学びと実践のチャンスに恵まれています。
笑顔あふれる一週間になりますよう。

YPP
五味渕紀子

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