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月曜メール

YPP月曜メール 私の思うことvol.447 【あと『ひと粘り』はあるか、自問する】

おはようございます!
新年度が始まりました。
今日は新元号発表もありますね。エイプリルフールも相まって、ネットも賑わいそうです。


平成がもうすぐ終わっていきますが、永遠に『戦後』と呼ばれる時代であることを願うばかりです。

さて
先週末にある偉業を成し遂げた方のご葬儀に代わる『偲ぶ会』に参加してきました。
(詳しくはYPPブログをご覧下さい)


人がやらないこと
やってみた人がいないことに挑戦する時、
やる前から「何か難しいことがあるかもしれない」と
まず予想し
ある程度の覚悟もしますが、
実際には
「思っていた以上に 
想像を遥かに超えた困難」が
待ち受けているものです。


それは、
外的要因による困難もあれば、
自分自身の中からくる困難
逡巡、迷い、自信喪失など
まさに『己の敵は己』となる時があります。


その方の人生も
決して平坦な道ではなかったと拝察します。


ただ、何かを成し遂げた方の共通項は
幾多の困難があろうと
途中で投げ出さなかったこと
諦めなかったこと
その『ひと粘り』の連続にあるように思います。


人間は弱いもので
止める理由、諦める理由は
いくらでも思い浮かべることが出来ます。


なにかを成し遂げた方々は、
常に順風満帆だったのではなく
常に何かの前に苦しみ悩みながらも
決してやめなかったこと
継続をしたことが
人をして『偉業』といわれる結果に
繋がったのだろうと思います。


もちろん
ただ続けるだけはなく
試行錯誤で
色々な手法を試したことでしょう。


道は幾通りもあり、
一つ「これだけやればよい」という妙薬は無く、
あの手この手で
色々と試しながら進むもの。


『上手くいくコツなどないと知ることがコツ』という格言もあるほどです。

周りがスイスイと上手くやっていて
自分だけが上手くいかないと感じる場合、
それはまだ『ひと粘り』の経験が少ないせいかも知れません。


『ひと粘り』を続けてきている人生の諸先輩方は、
人に語らないだけで
多くの困難を乗り越えてきた経験をもとに
物事はそうスムーズに進まないことを肌身に沁みて知っています。
そしてまた今もなお、
周りからは余裕があるようにみえても
さらに高みに向けての挑戦を続けているのです。


慣れていることだけやれば
プレッシャーから逃れられるかというと、
そうではなく
むしろ成長実感が持てないことへの
漠然とした不安につながります。


結局、人は
自らの成長を求め
途中休みながらも、
生涯何かに向かって
歩き続けるしかないのです。


だとしたら
苦労を感じるときは
新しいことへの挑戦中であることの幸いを感じることが、
実は恵まれている日常や

挑戦させてくれている周囲への、ささやかな感謝の気持ちに繋がるように思います。

そして
常に『ひと粘りをしているか』
その自問自答を繰り返すことで
振り返ってみると
自分でも驚くほどの変化や成長実感を
感じられる日が来ます。

昨日と今日ではさほどの変化はありませんが
5年10年と経つうちに
大きな変化になるはずです。


それを楽しみに
今日は今日の課題の前に
粘り強く
試行錯誤を繰り返したいと思います。


今週も笑顔溢れる一週間になりますよう。


YPP
五味渕紀子

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