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月曜メール

YPP月曜メール  私の思うことVol.664 【人生を好転させる「良い質問」】

おはようございます。

しとしと雨の関東の朝です。
皆様の上空はいかがでしょうか。
そろそろ紫陽花が綺麗な季節ですね。


さて
先日、コーチング研修を受けました。


会社をやるようになってから
仕事に「簿記」は必須科目だと感じたのと同じ感覚で
人間関係をよくするのに
「コーチング」は必須科目だ!と感じました。

なので、ほんの少しですが
研修の一端をシェアさせていただきます。

日頃私は、
「自分の聞きたいこと」を質問していましたが
コーチングでは
「相手の話したいこと」を「聴きます」。

180度、姿勢が違うのです。

また
過去の言動から人や自分の能力を判断しがちな時がありますが
コーチングでは
「どうしたら出来る?」と
自分や相手に、(未来に)発揮できる能力がある、と信じて
言葉をかけます。
(事実、今が限界なんてことはなく
 未来に今まで以上に発揮できるチカラは誰しもが持っています)

この、相手の(自分の)これからの可能性にフォーカスする
という「視点」がすごく大事で・・・

毎回視点が未来(の可能性)に向くか、過去(の不本意な出来事)に向くか。
それにより、どれだけ次に発する言葉が変わるか
その差は計り知れないと思います。

私が尊敬しているお一人
名古屋の「脱・税理士のスガワラくん」こと菅原由一さんの会社では
全員が
PDCA日記というものを日々つけて、共有しているのだそうです。
Youtubeで公開されているので
ちょっと拝借してご紹介します。
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PDCA日記例
・良かったこと(お客様から感謝された)
・課題(スケジュール通りに仕事が進まない)
・疑問文(どのようにすればスケジュール通りに仕事が進むだろう)
・事実データ(昨日5タスク中4つしか出来なかった。時間の見積が甘かった)
・改善策(上司Aさんにスケジュールを前日にチェックしてもらいアドバイスをもらう)
・リクエスト(Aさん)
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なかでも
このPDCA日記で大事なのは「疑問文」!!!と
強調されていました。

コーチングでは、このような前向きな疑問文を
「肯定質問」「未来質問」と名付けています。

そして
反面教師となるのが「否定質問」「過去質問」。

「どうして・・・あの人はやってくれないのだろう」とか
「どうして・・・できなかったのだろう」とか
過去に心を捉われている時間が、日常いかに多いことか・・・。

言霊(コトダマ)という言葉を
以前はあまり意識していませんでしたが
知れば知るほど
コトバの恐ろしいほどの影響力を感じるようになりました。

毎日、自分に(相手に)未来質問をすればするほど
「どうしたら、できるだろう」と考えること自体が
自分に(相手に)解決できる能力があることを自覚します。


ChatGPTの悪いところは
過去の寄せ集めである点です。
(外科医は男性、看護師は女性という偏ったイメージが過去データから簡単に起きています)

人は、人を信じて助け合って生きるように
出来ているので、AI時代だからこそ
その良さをいかんなく発揮したい、と思います。


最後に、
コーチングで
私がコーチから受けた衝撃質問をみなさんにもシェアです。


「本当に一切の制約がないとしたら、
 貴方はどうしたいですか?」


今週も学びのチャンスに恵まれています。
笑顔あふれる一週間になりますよう。


『一人でも多くの人に、仕事の喜びを』
おまかせ事務代行YPP
五味渕紀子

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