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月曜メール

YPP月曜メール  私の思うことVol.599 【今起きている戦争について思うこと】

おはようございます。
関東は暖かくなってきて
我が家からの富士山も
白い山肌が少し霞がかって見えるようになってきました。

いつも通りの月曜の朝です。

電車も通常運行で(ほぼ)動いていて
行きたい場所に行きたい時間に行ける朝。

ボタンひとつでスイッチが入り
温かなお湯が出ます。

仕事や家庭のさまざまなTODOリストが重なって
気ぜわしい朝の中であっても
焦ったりプレッシャーを感じる予定があったとしても
ほぼ「予定通り」の一日が始まります。

一方で
先々週ぐらいまでは普通に生活できていた暮らしが一変して
自分の住む町が爆撃され
家族と離れて国境を超える判断をしている人たちがいると思うと
何ともやりきれません。

一部の、本当にごく一部の権力のある人の判断で
戦争が始まり、
何千、何万人という人の暮らしが崩れていきます。

隣接する国からの攻撃で大切な家族、我が子を失った方がいて
「これが日本じゃなくてよかった」という考えがよぎるのも
残酷な気がします。

戦争や悪政が長引けば長引くほど
それも「日常」となり
日本のニュースでは、取り扱いが小さくなっていき
私もこの月曜メールではまた
いつもの仕事の話を書くようになります。

そのことも、すごくやるせない気持ちです。

ミャンマーで起きていること、アフガニスタンで起きていること
ウクライナで今、起きていること

すぐに10億円の寄付を決めた日本の経営者の方がいらっしゃいましたが
そこまではとても出来ないにせよ、
せめて自分にできる寄付をしたり、
海外のことにも、自分より苦しい立場にいる人のことにも
無関心にならないでいよう、と思います。

もし自分の国で、命を脅かされるような事態になった時
それ以外の国の平和を放棄してほしいとは決して思わないけれど
世界から忘れられてしまったら、
希望を抱くことがより困難になってしまうと思うので。

どんなところでも「希望」を抱けるのが
人間のチカラの一つだと聞きます。

大きな課題があるときに自分に言い聞かせるのは
「微力ではあるけれど、無力ではない」ということ。

胸が痛む出来事の前に、
言葉も無力に感じてしまいがちですが
一人一人が「注視する」ということにも、チカラがあると信じたいです。

安全な場所で暮らしているからこそできることがあるはず。

予定通りの仕事をこなすことも、出来ることの一つですが
「何かしら出来ることはないだろうか」という気持ちを抱くこと
関心を持つことも、
ささやかながら、出来ることの一つではないかと思う月曜朝です。


今週も、健やかで笑顔あふれる一週間となりますよう。

YPP
五味渕紀子

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