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YPP月曜メール  私の思うことVol.598 【仕事のリベンジは仕事で】

おはようございます。
関東は良く晴れて、富士山の白い山肌が美しく見える月曜の朝です。
まだ寒い日が続きますね。


突然ですが、、、
覆水盆に返らず。

もう過ぎたことは変えられないとわかっていても
仕事の失敗をしたときに
「ああすればよかった」「こうすればよかった」と
あとから思うことがあります。


「なぜ、こんな風に思い込んでしまったのだろう」
とか
「もっと事前に考えておけばよかった」
とか
『あとから思いつくこと』というのがたくさんあります。

そんな時、
いつまでもクヨクヨしたところで事実は変わらないので
申し訳なさを消化するために
『仕事のリベンジは仕事で』と自分に言い聞かせることにしています。


実際、
やってみて初めて分かること、というのが実に多く
それらは「挑戦したからこその体験」とも言い換えられます。
(裏を返せば、どんなに事前にイメージしたとしても
 やっぱり、実際にやってみる経験に勝るものはない)

新しいことに挑戦していれば
必ず、体験前の未熟な自分が描いた範囲を上回ることがあり
すべてが想像通りにスムーズにいく、ということはまずありません。

ハプニングは、自らの勘違いや未習熟が招くものだけでなく
今回のコロナのように
いろいろな「巡り巡ってくる社会の余波」もあります。


起きたことをすべて他人のせいにするのも違いますが
すべて自分のせいにして、自分を責めすぎても
大切なことを見落としてしまいます。

仕事をしているからこそ得た「くやしさ」「申し訳なさ」を昇華して
「次はもっとうまくやろう」「こういうことを気を付けよう」という
未来に生かす気持ちを持てたとき、
自分の中に確実に、仕事の経験値が増えています。


一足飛びに経験値が跳ね上がることはなく、
それこそ薄皮を積み重ねるように
悔しかったこと、もっとこうすればと思ったこと、気づけたことの「体験」を重ねて
1年、3年、5年…10年と
「もっと工夫できることは」「もっと上手にやるには」と考えて過ごしているうちに
力は磨かれていきます。


失敗をした人ほど(経験値を積んで)気を付けるポイントを知っているので
私はむしろ「今まで失敗したことがないです」という人に会ったら警戒します(笑)。

「いっぱい失敗をしてきました」という人の言葉は
「いっぱいチャレンジをして学んできました」と受け止めます。


オリンピックで華々しい技を決める選手たちは一人残らず
想像を絶するほどの回数、転んだりケガをしたり、
時に激しい痛みを伴う失敗をしながらその技を身に着けてきました。

成長を望めば、そこに挑戦の出会いがあり
挑戦すれば、一回でスムーズにいくことなど、どんな競技でも仕事でも、ありえない。

そう頭でわかっていても、
失敗したときは、やはり落ち込みます。

そこで『仕事のリベンジは仕事で』と自分に誓います。

昨日と今日、今日と明日では
劇的に変わらないかもしれませんが、
日々少しずつの「もっと」という自分への期待は
常に持ち続けていることが大切で
それが悔しさや失敗体験だけでなく、時には
今まで積み重ねてきた経験が活きる日があって
「あー、うまくいった!」「お客様に喜んでもらえた!」という達成感や充足感に出会えます。


もし、最近
私のように「やらかしたこと」に思い当たりのある方はぜひ
『仕事のリベンジは仕事で』と唱えてみてください。


今週も、笑顔溢れる一週間になりますよう。


YPP
五味渕紀子

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