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月曜メール

YPP月曜メール  私の思うことVol.511 【朝起きて、憂鬱なことが3つあったら安心しよう】

おはようございます!

 

梅雨明けしている地方もありますが、
関東は朝から、梅雨らしいシトシト雨が降っています。

 

さて、今日はいきなり本題です。

 

『憂鬱でなければ仕事じゃない』というタイトルの本があります。
https://www.amazon.co.jp/%E6%86%82%E9%AC%B1%E3%81%A7%E3%81%AA%E3%81%91%E3

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著者の見城さんは『常に、朝起きて、憂鬱なことが3つはある』と
本の中で仰っていました。

 

数年前、それを読んだある知人が
「救われた気がした。こんなに悩んでいるのは、うまくいっていないんじゃなくて
それだけ難しい仕事に挑戦している日常だってことがわかったから」と言っていました。

 


すごく、共感した瞬間でした。

 


先週、そんな本と言葉を久しぶりに紹介したくなった出来事がありました。

 

新しい仕事を任された人が
かなり緊張しながら業務にあたり
終わってから
「もっとああすればよかった、こうしたほうがよかったんじゃないか」と
思い悩む話を吐露してくれました。

 

すごく良いなと思いました。

 

今の実力よりちょっと上のことに挑戦している証であり、
その先には確実に「成長」という仕事の報酬があることが感じられたからです。

 


時間を取り戻したい、穴があったら入りたい、
なかったことにしたい
なんであんな言い方をしてしまったのだろう。

 

私自身も
一日の終わりにも、朝起きた瞬間からも
気が晴れないような大失敗をしでかす日があります。

 


そんな時に、見城さんの本と共に思い出す言葉の数々があります。

 

「私ほど失敗をした人はいない」
増収増益を続けている株式会社武蔵野の小山昇社長がよく自慢げにおっしゃる言葉です。

 

「一日に一度も失敗しなかったら不安になる」
ある革新的なロボット開発メーカーの社長の言葉です。

 

失敗をしているのは、今の力よりも少し上のことをやろうとしている証拠。

 

むしろ、何も憂鬱なことがなくて
なんのプレッシャーも感じなかったら
「今の実力で出来ることしかやっていない」という「成長の危機」かもしれません。

 


そう思うとますます、失敗した日の方が価値があるじゃないか、と
落ち込む自分を励ましたくなります。

 

そして、自分の周囲でも
失敗と反省と改善のやりとりをみかけると
がんばっているね!と声をかけたい気持ちになります。

 


「最大の失敗は、失敗をしないことだ」という格言もありました。

 

今週も挑戦する人である限り、痛い思いもセットで“体験できてしまう”はず。
それが成長の証。

 


もちろん、最初から失敗を目指すつもりは毛頭なく
「より良いものを目指そう!」という思いで挑みながらも、
新しい挑戦をすればするほど、「予想と違った結果」が待っていて
その学習から
人の成長も、世の中の進歩発展も生まれているのだと思います。

 


清々しく目覚められる朝も必要ですが
もしも今日、目覚めた瞬間から胃の痛くなるようなプレッシャーがあるならば
それは、挑戦への証拠と受け止め、一人じゃない!と思いましょう。

 

全国で、世界で、様々な挑戦者が今日も試行錯誤の連続を過ごしています。

 


今週も、学びと実践のチャンスにあふれてます。
笑顔あふれる一週間になりますよう。

 


YPP
五味渕紀子

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