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月曜メール

YPP月曜メール  私の思うことVol.504 【誰の「困った」を見つめましょうか】

おはようございます!
長丁場でのがまんが続いておりますが、
今朝も、皆様に元気に月曜メールを届けられること
こういう時は、今まで以上に感謝の気持ちが湧いてきます。

 

こうやって読んでくださっている、ということは
お互い無事ということで、それもまた嬉しく感じます。


さて、コロナがこれから終息に向かったとしても
目の前では仕事が次々と減ってしまい、
不安にかられている方が多い世の中であると思います。
コロナ以上に経済の回復は長期戦となる、という報道も
多くの人が目にしているのではないでしょうか。

 

ところが一方で
目の回るような忙しさで動いている方々が
医療従事者や運送業者の方々以外にも、
在宅のテレワークの中にも、たくさんいます。


3月あたりから、社労士、税理士の先生方が
顧問先だけでなく、相談を寄せられる経営者の方を助けるべく
本当に忙しく仕事をされているのを、日々肌身で感じています。


見渡してみると
平時か非常時かに関わらず、資格の有無に関わらず
仕事に恵まれる人には『共通している特徴』があります。


忙しく仕事がある、つまり
お客様から・世間から声がかかる方やお店の特徴は、
どれだけ『人様の困りごとを解決しているか』
結局は、ここに尽きるのではないかと思います。

困っている方を助けてきた方のもとには、
課題を解決すればするほど、
同じ悩みを抱えた方が列をなして、訪れるようになります。


今までいかに日々、誰かの困りごとに向き合ってきたかが
未曽有の苦境がおとずれた際にも
(一瞬の停滞はあるにせよ)「考え方」と「行動」として、如実に出るように思います。


思えば、、、
自分の「困った」にフォーカスすると不安にさいなまれてしまいますが、
自分のことは一旦脇において
目の前のお客様にフォーカスして
「いまこの瞬間、私のお客様は何に困っておられるだろう?
 どうしたら、少しでも解決できるだろうか?」を考え続けていくと、
「やったら喜ばれそうなこと」=「自分にできそうなこと」が見え始めてきます。


もしも、そもそも何に困っているかがわからなかったとしたら、そこはまだ
お客様にフォーカスする「時間」が足りていなかったのかもしれません。

 

こんな時こそ、一生懸命、お客様のためにイメージしてみる。
そして、いっそのこと思い切ってお客様に聞いてみる。

 

「困っていませんか?もし困っていたら、何に困っているか教えてください。
 もしかしたら、少しは力になれるかもしれないから」

 

そう言われて、腹の立つ方はいないと思うのです。

非常時こそ、相手を思えばこその“扉をたたく勇気”を持つことが第一歩。

 

『自分がされて嬉しいことを相手にする』という姿勢は
すべての道を拓くことに通じていきます。

 

もし、お困りごとを聞いてしまって、
それが自分の手に負えないことだったら、どうしよう?

 

そんな疑問が湧くかもしれません。

ただ、お客様は今すぐ解決してくれなくても
一緒に答えを探してくれる人が、この世に一人増えただけでも、心強いと思います。

 

それに最初から簡単に答えが見つかるなら、お客様も困ってはいない(笑)。

 

『今この瞬間、世の中で一番、私がこのお客様を心配しているのだ』
そう自覚しながら、次のアクションとしては
自分一人で解決できることは知れているので
一緒に解決してくれる仲間を探すことも大事なポイントです。

『人の役に立ちたい。』ということも、大事な欲求の一つで
『あなたの力を借りたい』と言われたら、嬉しい人は多いのです。


お客様のもとに直接訪ねていけなくても
お困りごとや解決方法をイメージすることは自由。


さて、このお休みが終わったら、
まずは誰の「困った」に向き合ってみましょうか。

しかも自分一人ではなくチームで取り組むと考えたら、ワクワクしませんか。

 


自分の「困った」に目を向ける代わりに、お客様のお困りごとに目を向けて
自分の「困った」は、小さくしてしまいましょう。

 

実は、誰かを助けたこと自体が、自らの助けとなっている、と気づけたとき
その状況への感謝が、さらなる喜びと成長に確実につながっていきます。


今週も、学びと実践のチャンスにあふれてます。
笑顔あふれる一週間になりますよう。


YPP
五味渕紀子

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