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月曜メール

YPP月曜メール  私の思うことVol.480 【物事は足し算ではなく、掛け算で進む】


おはようございます!
関東は初冬らしい曇天の月曜を迎えました。
皆さまの上空はいかがでしょうか。

 

最近は国内だけでなく、海外メンバーの方にも読んで頂き、広がりを感じています。
(気候も場所も時間も異なる人々が
同じ仕事をシェアできる時代の恩恵は、活かさない手はありませんね。)

 

さて、そろそろ来年の手帳を新調する時期になりました。
Googleカレンダーが中心の日常ですが、
大事なことを考える時は
紙に向かい、ペンを走らせて思考するのが好きです。

 

物事の成就には
『紙に書くこと』が極めて重要で、
真剣に叶えたいことは是非
紙に書いて
しょっちゅう目に入るところに掲示しておくのが効果的だと言われています。

 

メジャーリーガーの夢を叶えた著名な選手たちも
子どもの頃から
紙にその夢や目標を書いていますが、
一流アスリートに限らず
受験の際に「合格」「必勝」などの文字を書いて貼った経験のある人は多いのではないでしょうか。

何かしら来年の目標を持つとしたら、
照れずにこの『紙に書いて貼り出す』という
忘れない工夫は大事だと思います。

 

そして何を目標にすべきか
この先、長い仕事人生で
どういう勉強に力を入れたら良いか
興味関心のある方も多いと思います。

 

先日日経新聞に
興味深い記事がありました。
この時代の[三種の神器]として、身に付けると強い能力は
『IT×英語×会計』だというのです。

 

私自身、この事業に身を置いて15年になりますが
まさにその通りだと感じます。

 

産業革命で馬から蒸気機関車に乗り換えたような感覚で、
今までの事務などのデスクワークは、
比較にならないスピードと正確さで処理できるテクノロジーを手に入れつつあります。

 

馬を売っていた
もしくは、馬を引いて荷物を運んでいた商売に携わっていると
蒸気機関車は驚異に思えますが、
馬を引いていた時代から
培った商売繁盛のコツを体得しながら、
蒸気機関車が走るときに
必要とされる付属サービスに転じたら、
むしろ従来よりずっと商機が広がったことは
歴史が証明しています。

 

時代の流れに逆らわず
状況を活かす発想は
いつの世でも必要です。

 

そして学ぶときに知っておきたいのは
物事は「掛け算」で効果が出るということ。

 

『IT×英語×会計』でなくても、
この中身を多少入れ替えて
『現場経験』や『前向きな当事者意識』で
掛け算にしても
充分な需要を感じます。

 

例えば
『会計×現場経験×前向きな当事者意識』は
今現在でも、かなり重宝される能力です。

 

同じ仕事をしていても
漫然と行うか、
「次に繋がる」「これはきっとお客様の役に立つ」と
考えながら従事するかで
身につく視野や経験値は変えられます。

 

急に環境や仕事そのものを変えなくても、
視点を変えて
未来に生かそうと思いながら取り組むと
それは本当に
未来の自分を助ける力になっていきます。

 

掛け算の効果は絶大です。

 

物事は足し算ではなく
掛け算で効果を発揮するため
一代でも短期間でも
驚くほど成長できる人が現れてくるのだと思います。

 

視点や意識を未来に向けることは、
お金がかかりません。

 

意識の問題だけですが
つい、今までと同じ思考のクセ(過去から考える)に陥りそうになるときに
紙に書いてある自分の未来を見ることも、有効な手段です。

 

今週も学びのチャンスに恵まれています。
笑顔溢れる一週間になりますよう。

 

YPP
五味渕紀子

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