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月曜メール

vol.438 【不機嫌になりかけたら、神様からのテストだと考えてみる】

おはようございます。
関東は晴れた朝が続いています。

 

テニス全豪オープンで優勝し、

世界ランキング1位となった大坂なおみ選手の快挙、素晴らしいですね。

 

世界一を競う試合でも一流のアスリートでも、
メンタル面の成長が勝敗に大変重要であることを
改めて教えてもらいました。

 

 

世界中に紛争が絶えない中、
(今のところ)平和で豊かな自然もあり、
生活に必要なインフラも整っていて
安全に暮らせる社会にあって、
日常の小さなことに憂い、ついイライラしたり
不安を膨らませがちな「考え方の習慣」に
なぜなってしまうのだろうと考えるときがあります。

 

人は恵まれるほど
足るを知るどころか、
むしろ贅沢に欲を募らせてしまうのかも知れません。

 

社会の課題を解決するために抱く「社憤」「公憤」なら良いと思うのですが、
自分の都合通りにいかない時に起こす「イライラ」は、
恵まれていることが当たり前という感覚になっている時に多いように思います。

 

とはいえ、
崖の上では足を踏ん張るけれど
平地で常に足を踏ん張ることはできないもの。
せめて「不機嫌であることをやめることに努めたい」と思うと
それを試すかのように
小さな波紋を呼ぶ出来事が起きます。

 

瞬間的には「いつもの癖」で
何かあるとつい、ムカッとかイラっとしてしまうのですが、
「そうだ。今年は心穏やかに暮らすと決めたんだ」と思い出しては、
「この出来事は(相手が悪いのではなく)自分への神さまのテストだな」と
無理矢理にでも思い込んでみることにします。

 

テストであれば
なるべく良い点数を取りたいので、
不機嫌な自分の機嫌が良くなることを思い浮かべてみると、
これが不可能ではなく、
脳というのは意外と簡単に騙されることが分かります。

 

アスリートのように
大会に出場機会がない私にとっては、
よく考えてみれば日々の仕事や生活自体が
「試合本番」なわけです。

 

「本番の時間」は意外と多く、
真剣勝負でやっている時間も意外と長いのです。

 

 

恵まれているほど
当たり前過ぎて気付けないことが多い。

 

実は、毎日が本番の生活。

 

これを自覚しながら
今年は年頭の誓いを忘れない一年を過ごしたいと思います。

 

 

今週も学びと実践のチャンスに恵まれています。
笑顔溢れる一週間になりますよう。

 

YPP
五味渕紀子

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