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月曜メール

vol.436 【成人の日に改めて、今まで育ててくれた人たちに感謝を】

おはようございます。


私の住む町では
真っ白に雪化粧した富士山の山肌までくっきりと見える
澄んだ冬の朝を迎えています。


本日は成人式。
成人を迎えるお子さんがいるご家庭はおめでとうございます。

 


さて、お正月気分も一掃され、
あっという間に日々のことに追われがちな時期です。


私はといえば
元日に「心穏やかに日々を過ごそう」と誓ったことを
まるで神様が試すかのように
心穏やかではいられない(と勝手にこちらが思う)出来事がやってきます。


「まるで試すかのように」と書きましたが
実は、必然なのではないかと思います。

 


壁は乗り越えるために現れる、と言った人がいました。


自分の中に課題がなければ、壁も現れない。


「壁(=課題)」が現れた、ということは
それより手前に、自分が「壁(=課題)」を望んだから、に他ならないと考えるのです。



元旦の誓いに限らず何か目標を決めると、
そして、それが今の自分から高いものであればあるほど
その目標の到達地点と現在地とのギャップは大きなものになります


自分の努力でその距離を埋めるだけではなく
課題をもった人への「ご褒美」として、
人知を超えた力が、後押しをしてくれるのではないか、という考え方です。


一見困ったことにみえて
実は「あれがあったからこそ、知恵が出た・何か体得できた」という出来事は
成功秘話のエピソードとして枚挙にいとまがありません。


そう考えると「困ったこと」は

「困ったこと」ではなく「よかったこと」になります。


その現象をトータルでとらえたことで
「結局、困ったことは起こらない」と唱える人生の先輩もいます。


「困ったことは起こらない」のではなく
起こったことを、「困った、困った」と感じる代わりに、
何かしら生かそうと努めている結果でしょう。


もしくは、自分が課題を見出したからこそ
日ごろは気にならなかった出来事に、焦点があっていく、という考え方も出来ます。



なぞかけのようですが、いずれにしろ
物事の捉え方、視点を磨くということが
心のありようと
次の行動をどうするかに大きく関わってくるため
折に触れ、賢者はそれをメッセージしてくださるのだと思います。

私はこのように理屈っぽく考えて
堂々巡りした結果、時には無理やり、前向きに転じる答えを出すのですが
もっと根本的なところで
この考え方を根付かせるためには、
「感謝する」という、たった一つの動作に集約されるように思います。

 


ちょうど本日は成人の日。


自分の身内に成人する人がいなければ
単なる世間のニュースと見過ごしてしまうことも出来ますが、
成人を超えて、今なお健在で、今日があることを
今一度、大勢の人に育てられた自分を感じてみても良いのではないかと思います。


誰一人として、自分だけの力で今日を迎えた人はおらず、
産んでくれた親や、育ててくれた先生や
社会人になりたての頃に未熟な自分を指導してくれた先輩など
顔が思い浮かぶ「恩師」「恩人」が必ずいます。


今は音信が途絶えてしまった方であっても
勝手に感謝することは自由。


あわただしい日常でも、ふと
未熟だった(今も発展途上ですが)自分に
何かしら教えてくれた多くの存在に恵まれたことに思いを馳せ
その環境、過去の体験に感謝をすること。


それも、視点を磨くことにつながっていくと思います。


もし行動に移せるなら
「あの人にお礼が言いたい」と思う恩師に手紙を書いてみるのも
自分の気持ちをより強くできる一つの行為になりますね。
お手軽にLINEメッセージでも、良いかもしれません。


やろう、と決めたら
自分の気持ち一つで出来ることは沢山あります。



今週も学びと実践のチャンスに恵まれています。
笑顔溢れる一週間になりますよう。



YPP
五味渕紀子

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