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月曜メール

Vol.406 【だれかの為に悩んでいる事は、尊いこと】

おはようございます。
関西で大きな地震があったようで心配ですね。

心配は尽きませんが、
被害が極力小さいことを願いつつ
できる限り平常心で
月曜メールを綴りたいと思います。

大きな災害や事故を目の当たりにした時や
また体調崩した後などは
無事に仕事に行けることに
また健康であることだけでも
感謝できるものですが
何も災害や病気などが起きていない時に限って
不足不満を言いがちだったりします。

その不足不満は
自分にとってはものすごく大きな問題のように思えるのですが
果たして1年前の今日この時間
何にそんなに頭を悩ませていたのか
思い出そうとしてみるとさっぱり思い出せない、
そんなことはないでしょうか。

私はまさに
その繰り返しです。

その時その時、
真剣に考えてはいるつもりで、
ときにはご飯も喉を通らないと思うほど悩んでいたりします。
(実際は食べていますが、気持ち的に)

ただ1年も経てば
悩みの中身は、確実に変わっています。

それをささやかな成長と言っても良いのかもしれませんし、
何かしらに悩んでいる状態だけを見れば「相変わらずだな」と考えてみることも出来ます。

ただ、その悩みの背景にあるものが
誰か思いやっての思案であるならば
悩んでいる時間そのものも
尊いと考えて良いのだと思います。

「自分のことを全く棚に上げて」とは
凡人の私には到底できませんが
それでも「自分だけが良ければいい」と思うのではなく、
自分も周りも確実に良くなっていきたいと願いながら
周りの人のためになることを探す、
そんな考え方を身に付けている人は
悩みがゼロではなくても
やりがいを持って試行錯誤をしている、
そんな印象を受けます。

悩みの中身が仕事であれば
上司や先輩、その道に詳しい人に尋ねるなど
試行錯誤を重ねていくと
悩んでいたからこそ、
解決の喜びもひとしおだったりします。

悩みがあること自体は
決して悩ましいことではなく
「生きている証拠」。

そしてむしろ、
だれかの役に立とうとしての悩みであれば、
それこそ積極的に悩む価値があると思います。

今週も学びと実践のチャンスに恵まれています。
笑顔あふれる一週間になりますよう。

YPP
五味渕紀子

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