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月曜メール

Vol.374 【自分以外のことに思い煩うことなく「自分はこうありたい」を思い描いてみる】

おはようございます!
初冬に相応しく、
朝晩は冷たい空気で
空も澄んできたように感じます。

早いもので11月になりました。

さて、1日で出来ることは
24時間の中を細切れにした数分であったり数時間であったりしますが
1年2年前と今とでは、大きく違うこともあります。

継続は力なりで、
続けてきた勉強の成果が出始める人もいれば
その逆に
やってきたことを続けられない事情が出来て
今はお休みしていることもあるかと思います。

今は一時的に出来なかったことも
再開してみれば
「昔取った杵柄」とばかりに
頭と身体が思い出してくることもあります。

その人の人生に必要な出来事は
その人に必要なタイミングで、
一瞬も遅からず早からず訪れるといいます。

人と比べようがない、
自分だけの道を
それぞれが歩んでいるのだそうです。

それを知って「ああそうか」と未来や現在を思い煩うことなく
今やるべきことに集中できると
心穏やかに過ごせそうなものですが
とかく
自分のことを棚に上げて
人のやることが目に付いて
文句を言いたくなったり、
起きてもいないことについて
あれこれと憂いがちな時があります。

悩みを聞いてみると
自分だけの想像が、その人の中ではあたかも変え難い事実のように一人歩きしていて
「それは思い込みでは?」と聞いてみても
「いや、絶対にそうだ!ずっと変わらない」と言い切っている人もいます。

大抵、数ヶ月もすると状況は変わっていて
「絶対にそうだ!」と当時言い切っていた当人は
そんな事はすっかり忘れて暮らしているものです。

人は事実を自分に都合の良い様に解釈しがちな特性があり、
本来は「絶対といえるもの」よりも、
「立場や見方を変えたら
いかようにでも変わるもの」の方が圧倒的に多いように思います。

なので、もしも
「あれは許せない」とムカムカしていることが起きたら
果たしてそれは、
自分がコントロールできることか
ふと自問自答してみたいと思います。

大抵、自分には甘いのです。

自分で怠けたものに対して
絶対許さない、許せない、と厳しく感じられる人はなかなかです。

自分には甘いくせに
他人には厳しさを求めていることは
往々にしてあります。
そして、そこに気づけたら、しめたもの。

その不平不満の矛先を
まず自分に向け直し、
今自分がやるべきことにフォーカスすると
他人の言動にあれこれ思い煩う時間さえ勿体無いと感じられるかも知れません。

そうは言っても
なかなか一朝一夕に考え方も変わりません。

しかし、継続は力なり。

今出来ていないことも
「こうありたい」と思うことからスタート出来ます。

「こうありたい」を長く続けていく道中に
きっと心の豊かさや幸せを実感する学びがあります。

私自身「こうありたい」と深く考える時間をどれだけ持てるかが
今後の生き方に大きく関わってくるように感じています。

今週も学びと実践のチャンスに恵まれています。

笑顔あふれる一週間になりますよう。

YPP
五味渕紀子

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