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月曜メール

Vol.352 【無理、難しいと口にしてしまった時は、前提から考え直して見ること】

おはようございます。
東京は気持ち良い青空が広がっています。

 

爽やかな五月晴れの月曜朝ですが
自戒を込めて
人によっては「耳の痛い話し」を今週もシェアしたいと思います。


仕事の場面で時々
「それは難しいです」
「無理です」
「出来ません」という返答を耳にします。

 

ほぼ即答が多いです。

 

よくよく考えての答えというより
反射的に出す答えに多いように感じます。

 

よくよく考えてみての答えであれば
即答にはなりません。

 

おそらくは
「難しい」「無理」で終わらせずに
「もしかしたら、全部はすぐに無理でも
一部からなら、できるかも知れません」と、
相手のオーダーを真剣に叶えようとすれば、
何かしらの案は浮かぶものなのです。

 

「難しい」「無理」をいとも簡単に使っている時
本人には自覚がなくても
「私はこれ以上考えたくない」
「その仕事はやりたくない」
「慣れたやり方を変えたくない」といった気持ちが同居していることが往々にしてあります。

 

成長したいのに変化は嫌い。
そんな虫の良い考えこそ、無理な話しです。

 

仕事を始めた時は
成長欲求もあり、
人の役に立ちたいと思ったことも
まぎれもない事実です。

 

ところが仕事のある日常が当たり前になると、
いつも新鮮な気持ちでは要られません。

 

サボりたいほどの怠け心は無くても
ラクをしたい気持ちは常にどこかにあるものです。

 

未来にラクをするために
いま、知恵を絞り労を惜しまず工夫するなら
自分にも周りにも良い結果となりますが、
「よく考えない」というラクを選ぶことが習い性になるのは避けたいところです。

 

「難しい」「無理」という言葉が口をついて出そうになったら
まずは、『前提を疑ってみること』をオススメします。

 

この言葉を使う場面では
「今のままでは難しい」「今のままでは無理」と、『過去の経緯』を参考にして判断していること、つまり思い込みが多いのです。

 

では、前提を変えたらどうなるか。

 

「〇〇をしたら、出来るかもしれない」
「△△に聞いたら、知っているかもしれない」
「××だけはすぐ着手できるかも」

 

道は実は幾通りもあり、しかも
自分が初めて歩くと思いきや
先に歩いた先輩も
探せば見つかることが多いのです。


「難しい」と考えていたのは
ガチガチに前提を変えていなかっただけのこと。
そして「何とかしよう」という気持ちが足りなかっただけのこと。

 

一人で部屋で悶々と考えてしまうと
なかなか明るい結論にたどり着けないときは
誰かと会話しながら
自分の考えを整理するという手段もあります。

 

人生の師匠と呼べる人を見つけるのも有効です。

 

何かしらの創意工夫の上に
変化や発見、成長
新しい出会いがあります。

 

単に金銭を得るために
同じことの繰り返しをするだけが仕事だと思ったら大間違い。

 

誰かの役に立ちながら
自分も大いに学ぶチャンスがあるのが
本来の仕事の醍醐味です。

 

今週も学びと実践の機会に恵まれています。

 

笑顔あふれる一週間になりますよう。

 

YPP
五味渕紀子

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