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月曜メール

Vol.282【すでに備わっているものを使ってみるだけ】

おはようございます!
早いもので、今日から二月ですね。

立春も、もうまもなく。
旧暦ではここからが新年になるそうなので、
お正月は体調を崩してしまって、改まった気分になれなかった方は
心機一転、気持ちを新しくするチャンスですね。

さて。

私事ですが、今年に入ってから身体を動かす習慣を、今のところ続けています。
毎日本当にわずか数分だけのことで「運動」というにはほど遠いレベルですが
それでも嬉しいことに、初めて取り組んだ日に比べて、できることに変化が出てきました。

もともとは運動が苦手だったので
「変化していく」「できることが増えていく」ということがとても新鮮です。

よく身体を動かしている人からしたら、笑ってしまうかもしれませんが
ストレッチや腹筋をするたびに
「こんなところに筋肉があったのだなあ」などとその存在を一人ひそかに驚いています。

でもこれ、仕事の能力にも大いに当てはまると思うのです。

やらないときは「私にはこれはできない」と思っていて
ある意味それはその時点では正しい見方なのですが、
やってみると、もともと眠っていた能力が開いてきて
「なんだ、私これ、できる人だったんだ」と気づくステップがあります。

YPPでも、過去の自分のキャリアとは違う仕事を任されてみて
おっかなびっくり取り組んだところ、
最初は苦戦するものの次第にその仕事に慣れ
やがて難なくこなせるようになり、今では新人にレクチャーするようになっている、
そんな経験をしているメンバーが沢山います。

新しい仕事には
今まで出来なかったことが練習を重ねて出来るようになっていく過程がありますが
表現を変えてみると、
もともと備わっている能力を使い始めたらどんどん使えるようになった、
そういう見方もできると思うのです。

不思議なくらい、「ご縁」というものが存在していて
仕事の出会いも、自分に全くできないオーダーであればそもそも出会うこともなく
その分、出会った仕事は、今は眠っているけれど実は磨きたいと願った能力を磨くために
必然的に神様が縁をくれたもの。

そんな気がしてなりません。

あいにくすぐに埋まってしまう募集案件も多く
なかなかチャンスをつかめないこともありますが
新しい仕事を担当できたときは
「これはご縁だ」と果敢に取り組んで
眠っていた、つまり備わっていた能力・才能をぜひ表に出していってほしいなと思います。

そう考えると
仕事とは「自分の能力を磨く手段」でもあります。

誰かのお役に立ちながら、自分の中に眠っていたものを生かす。
そういう意識で取り組むと
たとえ途中で「これは、もう無理かも」というプレッシャーを感じるときも
「いやいや、まだ使いこなせていないだけで、私の中にこの仕事をやりきる力が眠っているはず」と思うと
あと一歩の粘りや、打開策を発想できることにつながっていきます。

能力とは、ほとんどが「考え方」に支配されているな、と思います。

ダメだと思いながら取り組むと、持っている力の半分も発揮できそうにありません。
できると思いながら取り組むと、周りを驚かすぐらいに成長していきます。

しかもそれが、自分が持っていないものを求めて外から持ってくるとイメージするよりも
もともと備わっているものを使い始めるとイメージするほうが
さらに簡単に乗り越えていけそうな気がします。

「気のせい」なのですが、その「気のせい」が本当に馬鹿にならないと思います。

ぜひ「その気」になって、目の前のお役目に取り組みたい。
そういう気持ちを週のはじめにシェアできたら嬉しいです。

今週も学びのチャンスに溢れています。
笑顔あふれる一週間になりますよう。


YPP 五味渕紀子

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