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月曜メール

Vol.281 【自分の望むことにフォーカスしている】

おはようございます!
我が家から見える富士山が朝日に映えながら、真っ白で綺麗です。

関東は、青空が広がって冬らしい朝です。
大荒れのお天気の地域も多いですね。
皆さまお出かけの際はどうぞお気をつけください。

さて先週、埼玉県の大宮にて、在宅ワークを考える人向けのビジネス交流会に、YPPも出展しました。

在宅ワークをすでにやっている人もいれば、これから始めたいという未経験者も数多く参加していました。

各企業の1分PRのあとに、参加者が企業ブースで面談するスタイルのイベントでした。

YPPのブースにきた「これから在宅ワークを始めたい人」が皆さん同じ質問をしたのが印象に残りました。

それは「在宅ワークは初めてなのですが、大丈夫でしょうか」という質問です。

答えは「Yes」でもあり、「No」でもあります。

未経験で挑戦できる仕事もあれば、
経験者でないと請け負うことが出来ない仕事もあります。

初めて挑戦する人は、どんなジャンルにせよ、まずは未経験でもやらせてもらえる仕事について経験を積み、
やがて経験を活かして、経験をさらに高める仕事を請け負うことができるようになります。

「初めてなので、不安なのですが」という質問もありますが、それは当然です。

やったこともない事に自信満々でも困ります。

が、不安だらけだからといって
その解消を「質問」という形で人に求めるのも好ましくありません。

挑戦するなら不安はセットのように当たり前のものとして受け止め、
とにかく着手するしか、その解消は出来ないのです。
やれば、意外と自分にも出来ることがわかり、不安は解消されます。

但し、誰しも最初から頭で思い描くほどには上手に出来ないものなのです。
能力が足りない時ほど、仕事の難易度も
自分自身の実力のほども、把握を間違えやすい傾向があります。

「もっと出来ると思った」のは読み間違えで、そこに「まだまだ出来なかった自分」を発見するのです。

でも「まだまだ出来なかった自分を発見したこと」により、すでにそれまでの自分よりも経験値が上がっていて
同じことが起きたら次は対処できるようになっています。

ここで「出来なかった」だけにフォーカスして
「やっぱり無理」と性急な結論を出す人がいますが、それは勿体無いのです。

「出来なかったことに気づけた自分」という一歩の前進にフォーカスするかしないかで、次の挑戦へ踏み出すかどうかが分かれるとしたら、
何に目を向けるべきか
ここはよくよく考えたいところです。

成長したいと望む人は、
わずかな一歩にも目を向けられる人です。

悔しい、恥ずかしい、迷惑をかけてしまい申し訳ないなど
仕事をしていることで感じる未熟さは多々ありますが、
それを感じた先に「次こそもっと」と
常にその繰り返しなのです。

熟練者で涼しい顔をしてやっているようにみえる人も
その人のレベルでやはり、壁にぶつかり
試行錯誤しながら腕を磨き続けています。

だから、不安であることにフォーカスするのではなく、
今これをやったら、未来にはもっと経験値を積んで出来ることが増えている自分がいるはず、と
「経験した先の未来の自分」にぜひ
目を向けてみてください。

最初は慣れていないので、未来をイメージすることからして難しく感じるかもしれませんが、
運転やお料理や、他の仕事と同じく
目線を未来に向けるのも、トレーニング量に応じて誰でも出来ることなのです。

もしも今までは、自分の中の不安のほうに目がいっていたな、と感じる人は
ぜひ、文字通り頭を上げて目線を上げてみて
今の課題を乗り越えた未来のイメージに心を馳せてみてください。

今週もそんなトレーニングのチャンスに溢れています。

笑顔あふれる一週間になりますよう。

YPP
五味渕紀子



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