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月曜メール

Vol.271 【雨上がりだからこそ、美しさもひとしお】

おはようございます!
曇りや雨が続いた先週から一転して
快晴の朝を迎えています。

やはり、青空は気持ちが良いですね。
そしてそれが連日続いた日よりも
曇天や雨天のあとのほうが
その青さをとても気持ちよく感じます。


体調の変化もこれに似ていて
普段ずっと健康な状態であれば
とりたてて健康であることに感謝などしないのですが
風邪を引いたり虫歯が痛んだり
何かしらの不調があって
それが解消された時には
「ああ、健康ってありがたい!」と思います。

仕事でも同じようなことが感じられます。

何の挑戦もハプニングもなければ
仕事の面白みに気づくこともなく
淡々と過ぎていきます。

けれど、これは大変!なんとかしなければということが起きて
とにかく必死でやりきった後に
以前は課題だったことが解決して
喜ばれる結果が出ると
「ああ、やってよかった!」という達成感や充足感が味わえます。


かなり以前のことですが
RICOHというコピー機のサービスマンの合言葉のようなものを教わりました。

「出会いはいつもunhappy」

コピー機の調子が悪く、お客様が困っている、もっというととても怒っている状況に駆けつけるのがサービスマン。

そこからトラブル解決をして、
その後も真摯に対応を続けていくことで
お客様に安心いただき、
やがては深い信頼関係を築くようにと
この言葉ができたと聞いています。


YPPでも、お客様との間が常に無風ではありません。

何らかのお困り事を抱えているところで
出会い、
その解決にまずは大いに期待されますが、
そのご期待にすぐ応えられるケースと
中には中期から長期戦になるケースもあります。

解決までに時間を要するケースでは
時にお客様やメンバー間に暗雲が立ち込め
問題が永遠に解決し得ないように感じられる状況になることも。

ところが、やはり
「虚仮の一念、一念岩をも通す」とは真実で、
関係者が皆揃って「もう無理だ」と思ってしまえば本当に頓挫しますが
誰かしら諦めずに
「あと少しがんばろう、きっとなんとか出来る!」と粘り強くやり続ける人がいると
まさに雲間から光が差すように
(まるで仕事の神様が応援してくれたかのように)
解決の糸口が見つかり、
物事が好い方向に転じていき
目の前の霧が晴れてくるのです。

そして、課題が難しかった時こそ
その後の晴れ晴れとした気持ちも大きいものになります。

これは、何かしら克服した経験により
味わえるものなので
挑戦をすればする人ほど
体得していきます。

全くの無風状態、何も困ることが起きない状況からは学べなかったことが
ハプニングを通じてわかること
むしろ、あって良かったと思える体験になることが
往々にしてあります。

なので、松下幸之助さんのおっしゃるように
「順境もよし、逆境もまたよし」なのだと思います。


今日が土砂降りのように感じられる人にも大雨ばかりは続きませんし
今日が快晴の絶好調の人にもまた
時には雨が降る日があります。

そのどちらもが人生に欠かせない大事な出来事や学びを運んで来てくれます。

今週も心がけ次第で
新しく面白い出来事が待っています。

笑顔あふれる一週間になりますよう。

YPP
五味渕紀子
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