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月曜メール

vol.264 【何気ないことでも「今、ここ」に集中してみる】

おはようございます!

昨夜はお月見でしたね。
私の住む町では、午前中からの雨が夕方にはあがって、
雲間から綺麗な秋の月を拝むことができました。

今朝の関東は白い雲が広がっていますが、
晴れてくると、うろこ雲が季節の変わり目を教えてくれます。

近所を歩けば、キンモクセイの香りがします。
秋本番です。


うろこ雲もキンモクセイも、
毎年の「恒例行事」のように思いますが
一度たりとも同じシチュエーションの秋も冬もない、というのが「真実」で
少しずつ何かしら私達自身にも変化があります。


「諸行無常」という言葉だけは知っていても
それをしっかりと自覚していないことが多く
ともすると雑然とした気持ちで過ごしてしまい、
自身の生活を「代わり映えのしない日々」と感じたり
そう簡単には好転しない課題があると
「この先もずっと同じ問題に悩まされる」と感じたりしてしまいます。

物事の事実は一つでも、ものの見方は二つ、とよく言います。


先週の月曜メールでも触れましたが
もしもこれが最後の最後であったなら、
もっと丁寧にしたであろうに、と思う様々な用事を
日頃は、つい漫然と雑に扱ってしまいがちです。


本当は、まったく同じシチュエーションは
二度とこないのです。



事務所で毎週月曜朝に行うミーティングも、
この月曜メールも
これを読んでいる方が毎朝の日課になっている何かの行為も

やがて
形や役割が変わり
同じ相手に同じ行為をする機会は必ず、なくなります。

こと仕事に関しては、
役割の変化は思っている以上に早く
突然「お役御免」がやってくることもあります。

その時になって
「嗚呼、もっと丁寧にやっておけば良かったのに」となるか
「嗚呼、自分なりによくやったな」と清々しい気持ちとともに
そのお役目を終えることが出来るか
自問自答すると
もっと気持ちを込めてやり直したいことだらけの日々があります。

でも、
今日からでも遅くない。

課題はあっても
自分が成長することで
越えていけるのが、本当の未来です。

だから、
今日の「目の前のお役目」に
気持ちを入れてみること。

これもトレーニングで
毎日トライしていなかったことが
急には出来ないもの。


仕事だけに限らず
顔を洗う、
おはようと声をかける、
靴を履く。

そんな日常の行為でも
気持ちをグッと込めてみると
今迄やっていなかった何かに気づけます。

今、手にしているもの
自分の行為に注意深く集中してみる。
それも、愛情をもって集中してみる。
言い換えれば
その行為ができることに感謝して、集中してみる。


今週は、ことあるごとに
それが出来ていない自分に気づく度に
目の前のことに集中するトレーニングをしたいと思います。

是非、みなさんも試してみてください。


今週も学びのチャンスに溢れています。
笑顔あふれる一週間になりますよう。

YPP
五味渕のり子
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