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月曜メール

Vol.248【 自分の力が及ぶところ、及ばないところ】

おはようございます。
今朝も良く晴れて気持ち良い青空が広がっている埼玉の朝です。


さて、
私が毎朝購読しているメルマガでこんな言葉をいただきました。
「たいていの人は、自分がすべき努力を十分にしていない一方で
自分の力が及ばないことについて悩んでいる」。

なるほど、と思いました。

逆もまた真なりで、
自分自身がすべきことに十分に注力している人は
自分の力が及ばない領域については悩まず、
委ねることを知っています。

その分、心穏やかです。

もちろん内面にプレッシャーや
悩みは尽きないですが
変な恨みごとはありません。


一方で、自分がすべき努力をしていない時ほど
「こんなことが起きたらどうしよう」と
起きる前から要らぬ心配をしていることがあります。
(そして、的はずれな心配であることも往々にしてあります)

物事には、
人智の及ぶ範囲と
そうでない世界があります。

他人をどうこうしようと思うより
自らを省みて自分自身を磨こうと努めることが
道をひらいていく最善の方法です。

よく
「過去と他人は変えられないけれど
未来と自分は変えられる」といいます。

何か物事を現状より好転させたい時は
まずは、自分が出来る範囲で
精一杯やれることに注力する。

それが一つの打開策。

物事が好転し始めるまでにはそれなりのタイムラグはあるとしても、
少なくとも
やるべきことに一生懸命打ち込む時間を作ることで
自分の力が及ばないことに
思い悩む時間を減らすことが出来ます。


やるべきことをやれない状態で
自分の力が及び難いことに思い悩んでいる時
大抵は、未来の「こうあったらいいな」というイメージを描けていない状態です。

人のイメージする力は、思っている以上に未来に影響力があります。
(スポーツの分野でも、ビジネスの分野でも
イメージトレーニングは、欠かせない鍛錬メニューの一つです)


やるべきことに注力していると
未来を考えられるようになります。

その中で、こうありたいという良いイメージを描けるようになれたら
物事はおそらく、すでに好転に転じ始めているはずです。

何かしら
堂々めぐりをしている気持ちがある人は
まずは、思い悩んでいることが
自分の力により変えられることに悩んでいるのか
自分の力で出来ることは何か
理想はどんな状態になることが望ましいか
問いかけてみてください。

「なぜ私ばかり、、、」ではなく
「どうしたらよくなる?」
「私に出来ることは何?」を問いかけ続けるうちに
まだまだ出来ることがあるとわかります。

人それぞれ、
今日の課題は様々ですが
課題のない人は一人もいません。

どうせなら
今日の課題に、明るく前向きに対処していきたいと思います。

今週も学びのチャンスがたくさんあります。

笑顔あふれる一週間になりますよう。

YPP
五味渕のり子

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