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月曜メール

Vol.213 【やまない雨はない】

おはようございます!
大型の台風縦断中の月曜日の朝です。

皆様の地域は被害はなかったでしょうか。 通学時間帯にかかるということで、首都圏では休校が相次いでおり、
お布団の中でニンマリの子ども達と
今日の予定がままならなくなったお母さん達とのギャップがあちこちにありそうです(笑)。

いずれにしろ、一過性のもの。

通り過ぎた先には、あの「台風一過の青空」が待っています。

葉っぱの散乱などありつつも、
街全体が洗われたようなスッキリ感は、好きな人も多いのでは、と思います。


さて。

「オンナ心と秋の空」など形容される言葉もあるように

天気図が常にさまざまに変わっていくごとく

人の心の中も

晴れたり曇ったり

ときに嵐が吹き荒れたり、

さまざまに変わっているのが「常」なのだと

今朝の空模様を見ながら思います。


草花も人も、すべての自然が

晴れの日だけでも雨の日だけでも、生きていけないように

心の中も

晴れ過ぎばかりでも、雨ばかりでもなく

泣いたり笑ったり

怒ったり喜んだり、

いろいろな心模様を繰り返しながら

進んでいきます。


先週読んだ本に、こんなアドバイスがありました。


「好きなもの10個をあげてみる」


モーニング娘やAKB48などを育てたダンサーの夏まゆみさんが書かれた「エースと呼ばれる人は何をしているのか」(さんマーク出版)


芸能界は、厳しいトレーニングや緊張を常に強いられる現場で、
落ち込むことも実に多い世界です。

激しく落ち込む場面には事欠かない日常の中でも、一度人前に出るとなったら、飛び切りの笑顔でパフォーマンスが必要である少女たちに
明るい心を取り戻すためのアドバイスとして、
夏さんは
「好きなもの10個をあげてみて」と声をかけるのです。

そして、(女性は甘い物を答える人も多いらしいですが)

例えば、そのうちの一つが

好きな映画を観る、であったり
気のおけない友人と話しをする、であったり
チョコレートを食べる
など身近に実現できることであったりすると

「ほら、世界で一番好きなもののうち、一つでも手に入れているなら、いいじゃない!」と

励ますのだそうです。


自分を自分でうまく持ち上げる。

そんな「魔法の言葉」があると、人生をより良い方向に向かわせてくれることを、
私自身も実感しているところです。


火山の噴火や、地震、世界での貧困や紛争など、
自分の力ではすぐ変えられないことも多い世の中にあって

自分の心は、もしかしたら
比較的、自分のチカラで変えやすいものの一つかもしれません。

今日この瞬間が、もしも、心の中が曇り空や雨模様でも

それがずっとは続かない。

むしろ、辛い体験があればこそ

台風一過の青空のような

晴れ晴れとした気持ちにやがて出会える確率が高いと思います。


とはいえ、

できることなら今週も

さまざまありつつ、

晴れの日が多くありますよう。


笑顔あふれる一週間にしていきましょう。

今日の通勤、通学、移動はぜひお気をつけて。

YPP
五味渕のり子

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