データの更新タイミングには気をつけて!

1.発生内容
お客様の所得税の納付に当たり、1-6月の給与データを送信して欲しいとの事で、
弥生給与より、該当期間のデーターを抽出して送信。

 

1)月が変わる毎に更新をかけてから、変更がある項目の数値を入力しなければならないところ、1件データを入れた所で、更新されていないことに気付き、更新をかけた。
これにより前月に、翌月のデータが上書きされてしまった。

 

2)給与データを納品した後、更新をかけないで保険料の料率を変更してしまい、
納品した額と、弥生給与上のデータに差が生じてしまった。
 1)、2)とも、会計士の先生より、会計データとの差が生じているという事で発覚した。

 

3)会計士の先生から指摘を受けた部分を訂正して送信したが、
納品後のデータ更新で、他にもデータが変わっている箇所があり、
再度、会計士の先生からご指摘を受け、再々でデーターをお送りする事となった。


2.発生場所
北浦和事務所


3.処置
・データを訂正し、再度送り直した。
・お客様には五味渕社長からお詫びをして頂いた。
・過去のファイルは現在名称を変更して利用していたので、
 今年初めから戻り、正規の方法で入力をし直した。


4.原因
1)納品と同時に更新をかけずに、データーの修正をしてしまった。
2)給与の計算は間違ってはいないが、更新のタイミングで金額に間違いが生じてしまった。
3)弥生の給与データとPDFで残したファイルの付け合せをしなかった。
4)納品後に雇用保険料率を変更してしまい、雇用保険対象者が全員変更になっている可能性があったが、チェックをしていなかった。
5)海外送金の締切時間が迫り焦っていた。


5.再発防止策
1)給与データを納品後すぐに更新をかける。
2)データを外部の方へお渡しする際、納品したPDFと付け合せをする。

*更新ミス NG

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