読書

重い想いテーマ

こんにちは。YPPの山口です。
最近読んだ本でとても考えさせられる本がありご紹介したいなと思いました。

Aではない君と
薬丸岳 著

離婚をし元妻に引き取られた14歳の息子が同級生を殺害してしまい、
突然、「加害者の父」となってしまった父親が主人公です。

読み進めるとノンフィクションだっけ?と感じる程、生々しく
また少年法の問題やそれに守られる犯人などというよくありそうな問題提起ではなく、
加害者本人、加害者家族、被害者本人、被害者家族、それぞれの立場で、
「犯罪」というもに接することになってしまった、その後の人間の揺れる心理が、
自分のすぐそばで現実に起きているように書かれていて読んでいると
じわじわと辛く苦しくなり、とても考えさせられる本でした。

「僕はあいつに心を殺されたんだ。それでも殺しちゃいけなかったの?」
「心とからだと、どっちを殺した方が悪いの?」
そう聞かれたら、私はなんと答えるんだろう?

心を殺されたら、私ならどんな行動に出るんだろう?

大切な人を奪われたら、私なら犯人に何を要求するんだろう?

少し重いテーマですが、人にとって大切な物を再確認することができ
最後は泣きそうになってしまいました。

お盆休みの読書にいかがでしょうか(^^)

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えこひいきされる生き方

こんにちは。YPPの山口です。
昨日は千葉のメンバー交流会に参加させてもらいました。
交流会への参加は初めてで少々、緊張しましたが楽しく過ごさせてもらいました。
ご参加下さった皆様、ありがとうございます。
交流会の報告は伊澤に任せたいと思います☆

今日は最近読んだ本の紹介をしたいと思います。
島地勝彦さんの「神々にえこひいきされた男たち」。

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島地勝彦さん、ご存じですか?
男性の方はご存知の方が多いかもしれません。
週刊プレイボーイの編集長だった方で
「「週刊プレイボーイ」を100万部雑誌に育て上げた人物」だそうです。

1941年生まれで現在は会社は辞められていますが、
葉巻とスコッチウィスキーが大好きで、好きが高じて
「サロン・ド・シマジ」というバーまで作った人です。

この島地さんのエッセイですが、
人のつながりや大好きなお酒や食事、
洋服の話などがなんとも面白いく描かれています。
中には身内の話過ぎてよくわからないところもあったのですが、
そんなところは飛ばして読んでしまっても全然楽しめます。

読んでいると人との繋がりをとても大切にしている方だなと感じます。
そしてその繋がりから楽しいこと考えされることなど、
様々なことを経験し、濃い人生を過ごし、
その楽しさから自分を含め回りの人達は、
「えこひいき」されているという感覚を持ち
この題名になったんだと思いました。

「えこひいき」は不平等なことだと思っていましたが、
もしかしたら真摯に自分が良いと思ったこと頑張って来た
ご褒美なのかもしれないと思い直しました。
「えこひいき」されない私は頑張っていない証拠かもれしませんね。

細かいあれこれを書きたいのですが、
せっかくだから読んで笑ってほしいので内容は控えます。
ただ女性の私が読むと「男って、バカ…」と笑ってしまうところと
「男って、うらやましい」と感じるところもあったり、
にやにやしてしまうので電車の中で読む際は気を付けることをおすすめします。

「書物は人生に最大の影響を与えるものである」
私はこの文章が気にいりました。

 

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