第83回事務カフェ報告 会社はいくらでも変われる!数字で会社をみよう!

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こんにちは。YPP五味渕です。

第83回事務カフェプロジェクトは、
財務顧問として、YPP数々のお客様を救っていただいた
オフィスフォーティークラブの田中範男先生が登場しました。

企業というのはいくらでも変われる
どんな企業でも何か強みがある(しかし当事者は気づいていない)
良くたって悪くたってどうにでもなる
というのが田中先生の持論です。

今回はまず『画竜点睛』(がりょうてんせい)という言葉を
教えていただきました。

中国でお寺をつくった際に最後に竜に目を入れたところ
天に昇っていったエピソードから
最後の詰めが大事という物事のたとえに使われる言葉です。

(参考)画竜点睛とは コトバンクより

「中小企業はこの『最後の詰め』が甘い!」
と田中先生。

成長しているある会社は、
・社員が廊下の真ん中を歩かない
・来客があると社員が手を止めて必ずあいさつをする
・駐車場で洗車中のドライバーが洗車を一時中断して
 来客の車があれば、笑顔で誘導してくれる
など、ちょっとしたことを徹底的に実行している。

ちょっとのことが大きな違いになっている。
皆、必要なことはしているけれど、
最後のちょっとの詰めをする・しないで変わる。
どんなビジネスでも
「最後の詰め」が本当に出来ているかをみることが肝心。

そして「最後の詰め」は、お金がかからない。
挨拶・笑顔はお金がかからない設備投資
中小企業はお金をかけない設備投資をしよう!
という田中先生の言葉に、参加者一堂 大いに肯きました。

「ゴルフ、会社経営、人間ドック」
この3つは全て数字でハッキリわかるもの。
ところが、
ゴルフと人間ドッグの数字はすぐわかっても、
会社の数字になると、どの数字をみればよいのか
ご存じない方が意外と多い。

決算書の数字は何を表しているのか、
また何と関連しているのか
数字に関心が無ければ
会社経営のどこに手を打っていいかわからない。
数字を理解すると
もっとがんばろうという行動につながる。

大事な数字は
決算書見て数秒でスグわかるようになろう。

自己資本比率は40%あるか
経常利益は10%、せめて7%は欲しい
キャッシュは月商の2か月分は確保したい

手持ち資金はあるか
現金がないとしたら、
利益が出ていないか、返済が多い可能性が高い。

資金繰りと利益を良くするには値上げ
値上げには往々にして社内の抵抗が多い。
値上げすると売れなくなると心配する。
しかし実際は数%値上げして、
その分、サービスを良くすれば
新たな仕入れや経費を増やさず
利益を大幅に増やすことが出来る。

などなど
ブログには生々し過ぎて紹介できませんが
具体的な数字と
様々な実例を交えながら
財務体質改善の要諦を
ギュッと詰め込んだ2時間
でした。

あまりに内容が濃すぎて
写真を撮り損ねました💦

満員御礼、会議室は狭いくらいでしたが
ご参加の皆さんには大変満足いただけたと思います。

そして次回4月19日(木)は、これまた大好評
榎本先生のExcel勉強会をお届けします。

経理をやる人は絶対に
知っておいて欲しいエクセル技が満載です。
ぜひご参加ください!

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