【第16回メンバー事務カフェ】『防災を考える』開催報告 

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みなさんこんにちは!
YPPメンバー事務カフェ担当の金森です。
早いものでGW(ゴールデンウイーク)も終わってしまいましたね。
せっかくのGWとはいえ、緊急事態宣言が出されている県や府もありどこにも出掛けられない、、、
こんなときこそ家でできる趣味を!と思ったのですが、新しい趣味の前に断捨離しなければと思い、重い腰を上げました(^^;
みなさんはどんなGWを過ごされましたか?^^

さて先日開催された第16回メンバー事務カフェの様子をお届けします!

■第16回メンバー事務カフェ
『防災について考える』
■開催日時:4月23日(金)10:30~11:30

今年で「東日本大震災」から10年。
今回は防災事業部「yamory」を立ち上げておられる株式会社R-pro 代表取締役 岡本 ナオトさんにご参加いただき、どのような取り組みをしているかについて、そしてYPPメンバーからも震災当時の様子をお話しいただきました。

まずは岡本さんのお話から。


・「yamory」を立ち上げたきっかけ
3.11東日本大震災のときに食料や飲料がお店からなくなったこと。当時は非常食というと乾パン等しかなかった時代で歯の弱いご年配の方々は食べることに苦労をされていたことを目の当たりにして、普段食べているものを非常食として提供できないかと考えられました。
また消費期限の管理、古いものと新しいものを入れ替える手間もありました。その課題解決として「非常食定期宅配サービス」が生まれたそうです。
(※現在、リニューアルのため、サービス停止中)

当時岡本さんには被災していない自分が防災を語って商売をして良いのか、迷いがあったそうです。
震災から二年後の2013年。陸前高田市を訪れたときに語り部をされていた被災された方からの、「自分たちの町に帰って、自分たちの防災を考えてください。」
という一言に背中を押されたと仰っていました。

・「yamory」の取り組み
日本は毎年9月に防災訓練があり、そのためほかの国と比べて日本人は防災に対して関心があります。ところが食料を備蓄していますか?と尋ねると備蓄していない人が多いそうです。そんな「わかっているけれどやれていない」を行動につなげようとyamoryが仕掛けているのが「ボウサイのコミュニケーションデザイン」。

「コミュニケーションデザイン」って何だろう?と思った方もいるのではないでしょうか。
実際にどんなことをされているのか、お話しいただきました。

【yamory camp】避難所運営体験
20代~30代の若い人に防災に興味をもってもらおうと、公園にテントを設置し、そこで初めて会った人と寝泊まりしながらみんなで防災について考えよう。というイベント。キャンプのようなアウトドア感覚で楽しい場所に見せることで、普通の避難訓練では集客が難しい若い世代の参加を促進しました。

【LOOPS】普段使いできるお洒落な防災グッズ販売
「防災を意識しない防災。」というところから生まれたオシャレな防災グッズ。カラフルでファッション性もありつつ、いざという時はロープになる強度のアクセサリーなどを扱っています。

【いえまですごろく】
学校で子供たちに楽しみながら防災を学んでほしいと、地震発生時の家路を疑似体験できるすごろくを作られました。
楽しみながら防災の知恵を学べるのはいいですね^^*

様々なイベントを通して防災を身近に感じてくれる人が増えるといいなと思います。

詳しくはyamory本サイトhttps://yamorybosai.com/

またはECサイトhttps://yamory.thebase.in/をご覧ください。

さいごに岡本さんが防災に携わっていて感じることをお話しくださいました。それは防災を自分事にするのは難しいということ。東北の方ですら昔のことになってきている方もいるそうです。
やはりずっと防災のことを意識しながら生活するのはなかなか辛いと仰っていました。そこで自分のために防災するのではなく、自分の大切な人のために防災すると考えるとモチベーションが保ちやすいそうです。
お子様やご両親、お友達など大切な人を思い浮かべながら防災に取り組んでみませんか?^^

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続いて実際に被災された方にも講師をお願いし、当時の様子などお話を聞くことができました。
・当時の様子
当時講師の方はお仕事で横浜の方に住まれていたそうですが、ご家族や親せきの方々が福島県にいらっしゃいました。
震度6強の地震、ビルの3~4階ほどの津波が襲いました。南相馬市など沿岸部は津波の被害がひどく原発の被害もあったので、10年経った今でもなお、帰還困難区域が残っているとのことでした。
ご家族の安否確認は当日中にとれたそうですが、講師の方が現地に行けたのは震災から1か月後のことだったそうです。
現地に行ってみると、道路の隆起・陥没、断水・停電・灯油がない、食品が消えるなど様々な問題が起きていました。また人がいなくなった地域の治安の悪化もあったそうです。

ここまで当時の様子をお伝えしてきましたが、ここからは講師のYPPメンバーが感じた普段からやっておくとよい防災についてご紹介します。

身近にできる防災でやっておいた方がいいこと
・お風呂の水は溜めておく
・ガソリンは半分以下になったら給油
・灯油など燃料の備蓄
・お米など保存がきくものもある程度備蓄しておく
・生理用品、下着、タオルを防災グッズに加える
・災害アプリは必ず入れておく(震源地などを確認する)
・地方(生産者や別のエリアなど)と繋がっておく

災害時の心構え
① いつ何が起こっても慌てない
自宅でどんなことが起きるか想定しておく。
② 情報を早めにキャッチする。
早め早めの情報キャッチで対策が可能に。
③ 地域内外の連携
避難場所、食料の確保など。
④ 家族間で災害時の対応を話し合っておく
災害時は連絡がとれないこともあるので事前に意識を合わせることが大事。

お話を聞く中でどんな状況でも「人が人として振舞えること」が大切という言葉が印象に残りました。災害時は自分のことでいっぱいになり、周りに目を向ける余裕がなくなるので人に対する優しさを忘れてしまうこともあると思います。非常時こそ、なかなか難しいですが冷静でいなくては。と思わされました。

今回の講師の方々のお話を聞いて、防災を自分事にすることの難しさ、準備不足を痛感しました。自分ではやっているつもりでも震災を経験された方からお話を聞くともっともっと身近にできる事がたくさんあることを知ったので備蓄品の見直しから始めて少しずつ備えていこうと思います。


メンバーの声(一部抜粋)
■メンバーEさん
卒論は阪神淡路大震災が題材でした。日本人は防災の知識はあるけれど実践されていないというのは当時から変わっていません。
意識向上のために啓発活動が大事なので、防災を取り入れたゲームなど大変意味深い活動だと思いました。
また今回のような学びの場が設けられることも、きっかけ作りに良いと思いました!
誰でも関係のある事なので、色々なところでこういう場が設けられると良いですね。
ありがとうございました。


次回のメンバー事務カフェは次のテーマでお送りします。

■第17回メンバー事務カフェ
『素敵に変わるビジネス文章』
■開催日:5月20日(木)10:45~11:45
講 師:YPP社員 安達佳子

メール、チャットで送信する際の文章についての講座となります。
普段何気なく送信しているメールやチャット、ちょっとした気配りが感じられる言葉遣い、言い方でグッと親近感がアップする文章の作成などについてお話しさせていただきます。
YPPメンバーさんならどなたでも大歓迎!
沢山のご参加お待ちしています^^*

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