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月曜メール

私の思うことVol.581 【人の喜びを見つけて、それを喜べる人に】

おはようございます。
肌寒い日が続いていますが、
みなさまご体調はいかがでしょうか。

ふとfacebookに書かれていた投稿で
ある投資家の方の話を知りました。

素敵だなあと思ったのと
これなら、みんなで真似ができる!と直感したので
今朝はその話をシェアさせていただきます。

竹田和平さんという投資家がいらっしゃいました。
(2016年にお亡くなりになっています)

元々は「タマゴボーロ」で有名な竹田製菓を創業した実業家で
投資の世界では知らない人がいないくらい
最盛期は、100社300億円ぐらいの資産家でもいらっしゃったそうです。

その竹田和平さんが、うどん屋さんに入った時のエピソードを
前田出さんという方が、facebookに書いておられました。
以下、一部を転載させていただきます。

引用はじまり
ーーーーーーーーーーー
うどん屋さんで、
うどんとおにぎりを注文したら
「おにぎりは、売り切れました。ごはんならあります。」
と言われました。

その時、
日本一の投資家の竹田和平さんは、即座に
「そりゃ、おめでとう!」と言ったそうです。

あなたなら、どう思いますか?
「チェ、食べたかったのにな。」
とか、
「白飯あるなら、握ってくれてもいいよな。」
と思いませんか。

あなたから見たら、
「売り切れ」という悲しい事実は
お店から見ると、
「完売」という嬉しい事実です。

相手の立場になって、
一緒に喜ぶことができる。

相手の喜びを
自分の喜びに変える事ができる。

そして、
それを「おめでとう!」と
素直に声に出すことができる。

すごいですね。

食べ終わって、
店員さんに
「おいしかったよ。ありがとう」

席を立つときは、
厨房に向かっても、
「いやー、おいしかったよ。ありがとう」
と言ったそうです。

そうすると、
店の人が全員、
笑顔で送りだしてくれたそうです。

700円のうどん屋さんで、
フランス料理店並みのサービスを受ける。

「お金というのはね、
 喜ばせたら、増えるんだわ。」

笑顔と「ありがとう」が
富を運んできてくれます。

さあ、
今日も楽しく生きましょう。

ーーーーーーーーーーー
引用おわり

いかがでしたでしょうか。

即座に「そりゃ、おめでとう!」と言った和平さん。
きっと常日頃から
どのお店も商売繁盛でありますように、と
天下泰平を祈られて過ごされていたのではないかなと拝察します。

だから即座に「おめでとう!」と言えたのだろうと。

そして、
「美味しかったよ」と厨房まで声をかけたのは
仕事を褒められるとどれだけ人はやりがいを感じるか
そのことも、自分が沢山働くなかで
骨身に沁みてご存じだったのだろうと拝察します。

こうでありたい、と思います。

みなの商売繁盛を願い、
多くの人の日々の生きがい、やりがいのある生活を願う。

自分もそう願われたら、素直に嬉しいです。

多様化して価値観が様々あるとはいえ
普遍的なところで「幸せの基準」はとても似ています。

自分が手掛けた仕事がうまくいったら嬉しい。
自分の仕事で誰かが喜んでくれたら嬉しい。

だから、次にどこかで「完売」で食べ損ねたら
ぜひ、「おめでとうございます!」とお店の人に言ってみませんか?

きっとそんなことをいうお客さんは珍しいので
お店の人も嬉しいでしょう。

それは気恥ずかしくて出来ない(笑)という人も、
食べ終わって「美味しかったです!」「ご馳走様!」は
言えるかもしれません。

セルフサービスだったり、
接客してくれるのはロボットだったりする時代ですが
それでも
「美味しい」「ご馳走様」「アリガトウ」を
言葉にして伝えること
言葉でなくても、笑顔で伝えることは
ささやかながら竹田和平さんを見習えます。

お金がなくても、経験がなくても
やろうと思えばいくらでも
人生の達人の「楽しく生きるコツ」は真似できることが沢山あります。

相手の目線に立つこと。
ビジネスでは基本中の基本でも
意外と出来ていないことだらけ、だったりします。

つい、自分視点で考えてしまうクセは
意識しないと、そのクセを持っていること自体、無自覚だったりするからです。

思考のクセを改めていくには
簡単な行動から入ることが、第一歩。

ぜひ「相手が嬉しい言葉」をさっと口に出来て
相手が嬉しい行動を、ぱっととれる人になりたいと思います。

私なりにそれを簡単にするコツがあるとしたら、、、
常に「世の中全体がよくなりますように」と願うことだと思っています。
(そうすれば、自分のも他人のも、全部の幸せが一緒に入っています)

今週も学びと実践のチャンスに恵まれています。
笑顔溢れる一週間になりますよう。

YPP
五味渕紀子

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