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月曜メール

Vol.260 【日々、創意工夫する大切さ】

おはようございます!

8月最終日。
今年の夏休みも今日でおしまいです。

この月曜メールもきりよく260号。
スッキリした気分でお届けしたいと思います。


さて私事ですが、この週末
少し変わった習い事に息子を連れて行きました。


今までのような「読み、書き、ソロバン」という習い事でもなく
偏差値をあげる受験勉強のための塾でもなく
なんと、
子供たちがゲームアプリ開発やロボット製作を学ぶ教室です。

日々進化するIT社会のなかで
未来に向けて、新しい勉強のかたちも生まれているのだなあと
改めて実感したのですが、
そこの教室で働く方の言葉が
また新鮮でした。

私達の世代では、
転職というとせいぜい多くても数回のイメージで
あまり職業を大きく変わることは考えにくいのですが
いまの子供たちが大人になる時には
一生のうちに、15~18種類くらいの職業に就く可能性がある
というのです。

そして、
現時点では生まれていない職業に就くことも
大いに考えられる、と。


確かに、
アプリ開発という仕事どころか
私が子供の頃は「アプリ」という概念は
少なくとも一般人に知られるものではありませんでした。

そして、この先
人工知能が発達すれば
もしかしたら、
アプリ開発は人間の担当ではないこともあり得ます。

遠い未来のことではありません。


今の子供たちが大人になる時には
私達もまだ、
おそらく働いている時代です。


新しい技術についていけなくなる不安を感じる方もいるでしょうが、
まだ起きてもいないものに不安を抱くのは得策ではありません。

それより、
未来は様々な仕事の種類が増えるのだ、という予測を受け入れ
今から出来ることは何だろう?と考えてみることが大事です。

単純な入力業務や会計の仕訳作業自体は
なくなる仕事の筆頭に挙げられています。

これが私たち事務分野の者には最も幸いなことの一つです。

なくなる前提が大きいほど
では次に何が出来るだろう、と「準備する気」になれます。

そして、急に答えが現れなくても
常に頭のどこかに
次に展開しそうな仕事を探していると
ふと、新たなチャンスが巡ってくるのです。

肝心なことは
漠然とした不安に駆り立てられるのではなく、
目の前の仕事に集中しながら、
次に行くために
日々の仕事で「真剣になるトレーニング」や「ちょっと先に視点を向けるトレーニング」や
「自分の得意を探すトレーニング」など
仕事をすることで得られる利点に気づくことです。

普段は怠けているけれど
いざとなったら全力を発揮できます、
ということはありません(笑)。

常日頃、仕事で
何かしら目的意識を持ち、
創意工夫を重ねていると
毎日の変化には気づけませんが
一年、二年の間に
確実に「未来につながる経験値」を蓄積できます。

よく資格取得に道を求める人がいますが
それよりも、目の前の実務で
ややこしい仕事から逃げずに
解決まで手を尽くす方が
よほど仕事の力が鍛えられ
自信もつきます。

YPP内を見渡しても
新しい仕事のプレッシャーに
日々、ドキドキしながら向き合っている人がいます。

本人にしたら
毎日が必死でしかない状況も
周りからみると
成長に向けた着実な行動をしていることがわかります。

大切なことなので繰り返します。

肝心なのは、
日々の仕事に向き合って
創意工夫を積み重ねること。

同じ業務にみえて
視点を少し変えるだけで
学びの宝庫にすることができます。

間違っても
せっかくのチャンスを
イヤイヤながら惰性でやらないこと。

因果応報。
これは間違いないと確信しています。

とはいえ、
人間そんなに自分で自分を律することは出来ないもの。

孤軍奮闘せずに
同じような前向きな姿勢を持つ仲間を得ることも
前向きである「コツ」の一つです。

とくに在宅ワークは
孤軍奮闘しがちな職場環境です。

意識して、
仕事仲間とコミュニケーションをとることで
もっと仕事場が楽しくできれば
私も本当に嬉しいです。

今週も学びのチャンスにあふれています。

笑顔あふれる一週間になりますよう。

YPP
五味渕のり子
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