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月曜メール

Vol.390 【何も咲かない寒い日は、 下へ下へと根をのばせ。 やがて大きな花が咲く】

おはようございます。

平昌オリンピックが閉幕しましたね。

予想以上のメダルラッシュに
スポーツ観戦に熱くなった方も多かったのではないでしょうか。

今年は例年より寒い日が多いですが
気づけば、2月も最後の月曜日です。

街路樹の枯れ枝にも少しずつ新芽が膨らみ始め
春の兆しも感じられるようになってきました。

焦る必要はありませんが
漫然と過ごしても、
やる気をみなぎらせて過ごしても、
1日ごとに私たちは必ず何かを経験していきます。

他の人は見過ごしてしまいそうなことも
好奇心をもって観察する人にとっては、日常は学びの宝庫になります。

以前、出口治明さんの講演で「人・本・旅」から見識を深めることを教わったことがありますが
今はお子さんが小さいとか、仕事が忙しいとか
介護する家族がいるなどで、旅に出ることは難しいというシチュエーションでも
「人に会う」「本を読む」などは比較的身近に、少しずつできます。

特に「本を読む」習慣は人生をより味わい深く感じ
新しい視点を学んでいくのに、おススメです。

今日のタイトル「何も咲かない寒い日は、 下へ下へと根をのばせ。 やがて大きな花が咲く」は
マラソンランナーの高橋尚子さんが座右の銘として紹介し、有名になった言葉です。

体調がすぐれないとき
家族が不調のとき
なにかしら最近うまく物事が運ばないなあというときには、私は「今は冬なんだな」と思ってみることにしています。

「下へ下へと根を伸ばせ」は人間でいうと、何かを勉強する、下準備をするといった行為ではないかと考えています。

仕事がないとき、漫然と過ごしてしまいがちな時間に
10分だけ本を読む。資格取得の練習問題を解いてみる。

目的意識をもってみると、時間はなおさら貴重に感じます。

そしてよくよく観察すれば、1日10分くらいだと
どこか細切れに眠っているものです。

漫然と過ごしてしまったときは後悔するのではなく
よく休むことができたな、と充足感を感じることも大事。

自分が行ったことに「良い意味」を見つけて
心を満たしていく「考え方のコツ」を持っておくことで
不必要にクヨクヨしたり、他人を責めたり、自分を傷つけるような心境になることを防ぐのも、
生きる知恵の一つかなと思います。

曇天の寒い月曜日。
心は晴れ晴れ!という方はそのままぜひ元気よく素敵な月曜日を!

どうも気が乗らないなあと体の重さを感じながら起きた方は
今日は「冬の日」なのかもしれません。
下に下に今日はどんな根を伸ばしてみよう、と考えるうちに
やりたいこと・学びたいことが見つかるといいなと思います。

今週も学びと実践のチャンスに恵まれています。
笑顔あふれる一週間になりますよう。

YPP
五味渕紀子

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