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月曜メール

Vol.362 【もうダメだという時が仕事の始まり】

おはようございます。

 

懐かしい顔に会いに帰省している方もいれば、
いつもと変わらない日常をお過ごしの方も
なんとなく世間の夏休みモードを感じる月曜かと思います。

 

今日もシフトに入ってくださっている方々に感謝しつつ、
お盆の月曜メールをお届けします。


今日の言葉は
【もうダメだという時が仕事の始まり】です。

 

仕事でピンチを迎えた時、
必ず心の中で唱える言葉です。

 


「もうダメだ」というのは絶体絶命、最後のような心境です。

 

ところが、それが「始まり」だと自分の脳を騙してしまうと
不思議なことに「そうだ。ここからだ」という気になります。

 

そして、
諦めずにあがいた結果
やはり「もうダメだという時が仕事の始まりであった」ことを
やはり体験できるのでした。

 

もしこの半年間、もしくは1年間で時間を取り戻したいくらいの失敗をした経験をしているなら、
その物事に真剣であることと
軽々できることではないことへ挑戦した証かもしれません。

 

失敗は誰でもしたくないもの。

 

けれど失敗をしない、つまり
実力以上の挑戦をしない、という「大きな失敗」こそ
本当は避けたいものだったりします。

 

昨今は、先輩の言うことを我慢して何でも引き受ける、という修行のようなことはあまり好まれない時代になりました。

 

嫌な仕事なら辞めればいい、
会社もすぐ変わればいい、
我慢しなくていい。

 

そんな風潮を感じます。

 

人それぞれですが
いつの時代であっても
自分の今の実力から見える世界なんて、たかが知れたものだと思います。

 

自分より深い見識のある人の声に耳を傾け
出会ったご縁に、新たな仕事に
無我夢中で取り組み、
泣きそうな失敗に落ち込んだ経験は
決して無駄にならないと考えます。

 

自分より深い見識のある人の声とは
往々にして、耳が痛いもの。

 

耳に心地よい
自分が理解できる範囲内の言葉に頼らず、
「今すぐ理解出来なくても
これが理解出来るようになりたい」という言葉の中に
道を拓くヒントがあるように思います。

 

本もその一つ。

 

夏休み後半、まだ少し時間があるので、
日頃読まない本に触れてみたいと思います。

 

そして今年の後半
どんな仕事であれ、真剣に取り組む中で
今の実力以上のものを引き受けるチャンスあれば
思い切って取り組み、
未体験ゾーンならではの新しい価値ある失敗に出くわした時には
冒頭の言葉
「もうダメだという時が仕事の始まり」を念仏のように唱えながら、
乗り切りたいと思います。

 

あっという間に8月後半に入り
気がつけば
2017年も残り四カ月と少しです。

 

短いようですが
忘れかけていた今年の抱負を思い出し
新たに何かをやるには、まだ三カ月以上あります。
幾つになっても学ぶ習慣は、
きっと未来の助けとなるでしょう。

 

今週も学びと実践の機会に恵まれています。

笑顔あふれる一週間になりますよう。

 

YPP
五味渕紀子

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