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月曜メール

Vol.341 【新年度に向けて、新たな気持ちで何かを学び始めてみる】

おはようございます。



三連休の最終日ですね。
今日もシフトに入っている皆様はお疲れ様です。改めて感謝申し上げます。


さて
先週末は街中で卒業式帰りと思われる親子を見かけました。


正装していつもよりちょっと誇らしげな感じで歩いている姿が
また、いとおしいですね。


学生時代は、
春は別れと新しい出会いの季節です。


卒業でなくても進学という形でクラス替えがあり
学年も一つ上がり、教科書も変わり
新鮮な気持ちで新年度をスタートできます。


しかし大人になってしまうと
3月と4月の境界線が、ただの月の移り変わりとなって
さほど環境変化がなくなっていきます。


会社に新入社員が入ってくると新鮮ではありますが
自分自身が新しい居場所に移り
緊張とともに一日をスタートする、ということは
毎年確実に起きたりはしません。


何も世間の年度替わりにあわせる必要はないのですが
自分の成長実感を求める場合
「新しいことを何か始める」ということは
一年のどこかにあってもよいと思います。


もちろん、同じ仕事場にいたとしても
チャレンジャブルな気持ちを持っていれば
緊張感のある新しい仕事がめぐってくることはあります。

所属や環境を変えるというよりは
挑むものを探す、と言ったほうがいいでしょうか。

逆にそういう視点に欠けてしまうと
時に、何も新しいことに挑戦しないまま
一年があっという間に過ぎてしまうこともあります。


人は何からでも学ぼうと思えば学べるので
日々のことを一つずつ丁寧に積み重ねながら
学ぶこともできます。


ただ「稼ぐ」「経済力をつける」という点においては
同じことの繰り返しでは弱いことが往々にしてあります。


特に事務の分野では技術変化が激しい昨今
やるべきことは同じでも、やり方の変化が起きています。


AIが人間にとって代わり仕事がなくなる、と戦々恐々とする見方もありますが
すぐにそれが起きるわけではなく
むしろ今は、新しい挑戦をしたいと思ったとき
様々な選択肢があり、新しいことを学びやすい環境である、ということです。


漫然と過ごしていた日々に
挑戦や学びの目標が見えてくると
張り合いが出てきます。


新年度、街中で一学年ずつ上がる子供たちのように
何か新しいテキストを手に取ってみると
今年の春は、去年の春より有意義な日々が待っているかもしれません。

特に仕事に直結する勉強は
やっておいて損はないと思います。


簿記を持っている人であれば財務や経営も含めて見識を深めるとか
Excelを仕事で使う人なら、ショートカットキーやマクロや関数を学ぶとか
何かしら、あと一歩踏み込んで学んでみたいことが、仕事の周辺に転がっているものです。


睡眠不足で体調を崩すほど追い込むことはお奨めしませんが
事情により今年は違うことに専念する必要がある場合もありますが
日々出来る範囲で、隙間時間に新しい勉強をしてみると
やがて何かに役立つ日がやってきます。


今週もそんな学びと実践のチャンスを生かせたらと思います。
笑顔あふれる一週間になりますよう。

YPP 五味渕紀子

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